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整形外科 外科 リハビリテーション科

胸肋症候群 coststernal syndrome

 胸肋症候群は打撲や胸郭の運動などによる鈍的損傷が胸肋関節に起こって痛みを生じます。時に亜脱臼や脱臼を起こします。胸肋関節には骨関節炎、関節リウマチ、強直性脊椎炎、Reiter症候群また胸腺癌、転移性悪性腫瘍でも痛み、腫れ、炎症が起こります。単純レントゲン撮影に加えて病状によってはMRI、CTなどの精査を行います。

 治療は消炎鎮痛剤、理学療法、胸部固定帯などを行います。

<その他の鑑別を要する疾患>

 *Tietze症候群:ウイルス感染にともなう上部肋軟骨の痛みと腫脹、多くは自然治癒
 *肋軟骨炎:片側の第2-第5肋軟骨に起こる炎症で深呼吸等で痛み、治療は消炎鎮痛剤
 *肋間神経痛
 *SAPHO症候群:Synovitis(滑膜炎)、Acne(座瘡)、Pustulosis(膿疱症)、Hyperostosis(骨化症)、Osteitis(骨炎) 前胸部に無菌性の骨炎。鎖骨、第一肋骨に骨硬化と腫大。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)合併
 *Mondor病:乳房と前胸壁の浅静脈の血栓症。原因として乳がんや肺がんのことがあるので注意