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整形外科 外科 リハビリテーション科

中足骨骨折 metatarsal bone fracture

 中足骨骨折は足をぶつけたり蹴ったりして強い力がかかると起こります。また第五中足骨では足背を捻ることによって起こります。

 いずれもずれが大きい場合は手術を考慮します。

 第5中節骨骨折は基部は治りやすいのですがそこより少し遠位での骨折はJones骨折といい保存的にはなかなか治りにくく手術を考慮します。


*第5中足骨基部骨折とJones骨折(池田医院つれづれ診療日記より)

 基部というのは根元のことです。足には5本の中足骨があります。足の指と足関節をつなぐように細長い骨です。下駄やハイヒールなどで足の甲を内側に捻るとこの中足骨が根元で折れることがあります。よくあるのが、第5中足骨の根元です。この骨の最後部には短腓骨腱が付着しており、ねじれるときに大きな力がかかって骨折します。

 これとよく似た部位で起こるのがJones骨折です。第5中足骨基部骨折よりやや遠位(足先の方)で起こります。この二つの骨折はよく似ていますが、経過や治療法が異なり、第5中足骨基部骨折はギブスなどの保存的治療でよく治りますが、Jones骨折はなかなか保存的には治りにくく、最初から手術を選択することが多いです。

 専門書によっては、基部骨折とJones骨折を混同して記述されていることもあり注意を要します。
第三中足骨基部骨折
第五中足骨基部骨折
 
 
本日のコラム206 中足骨骨折

 第1、第2、第3中足骨はそれぞれ第1、第2、第3楔状骨と、第4、第5中足骨は立方骨と関節を形成しています。遠位部はそれぞれが基節骨と中足趾節関節(MTP)を形成しています。骨幹部骨折は背側凸の変形を、頚部骨折では筋力により足底に転位しやすい。整復後も含めて転位のない場合はギプス固定をします。

 ギプス固定は4-6週間とします。

 整復後も転位のある場合は手術を考慮します。