表紙に戻る
池田医院へようこそ
信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして

整形外科 外科 リハビリテーション科

 神経痛性筋萎縮症 neuralgic amyotrophy

 神経痛性筋萎縮症は一側上肢の神経痛で発症し、疼痛の軽快後に限局性筋萎縮が生じる疾患。腕神経叢とその近傍を首座とする特発性末梢神経症で、感染、外傷、労作、遺伝的素因など複数の誘因があるとされている。

 肩甲・上腕部の筋萎縮を呈する典型例ではSTIR−MRIにて腕神経叢上部に異常信号が描出される場合がある。臨床亜型として、遠位筋優位型、前骨間・後骨間神経麻痺、腰仙神経叢障害などがある。

 治療法は確立されていない。運動機能の予後は必ずしも良好ではない。

 罹患肢の感覚障害を認めることが多いが、程度は軽い。

 治療は、発症早期(4週間以内)にステロイドの投与が効果があるとされている。免疫グロブリン大量静注療法で良好な結果を得たとの報告があるが、有効性は確立されていない。