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整形外科 外科 リハビリテーション科

骨化性筋炎(化骨性筋炎) ossifying myositis

 大腿のところで書きましたが、スポーツ障害としての骨化性筋炎は主に大腿骨周辺の外傷後に起こります。

 特に「モモかん」と言って相手の膝が大腿にあたり筋肉を挫滅して出血を起こした場合が要注意です。

 大腿の前面では受傷直後に膝をくの字に曲げてアイシングと圧迫包帯を巻きます。こうすると直後に起こる出血をかなり防ぐことが出来、経過も良くなります。

 こういった応急処理をきちんとしないで筋肉内に大きな血腫を作ってしまうとやっかいです。これに加えて無理なストレッチやマッサージなどの刺激を与えると骨化性筋炎を起こします。出血した部位に骨がどんどん出来てしまいます。

 一度出来るとやっかいですので骨化させないように当初の応急措置をしっかりと行う。無理なストレッチなどを早期に行わないことなどが重要です。骨化は受傷して3-4週間するとレントゲンで見えてきます。それ以前は超音波断層検査で音響陰影を伴った高エコー(石灰化)像を見つけるようにします。

 骨化が始まる前に無理をせずに局所の安静を保ちます。

 治療は薬として、シメチジンやビスフォスフォネート(子供へは薬剤自体が未確立)を使うことがありますが保険適応外使用となります。