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池田医院・診療日記
信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして

整形外科 外科 リハビリテーション科

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2019年4月 春もようようきにけらし
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3日 本日のコラム563 偽痛風

 ピロリン酸カルシウムの化合物が関節内に蓄積して炎症を起こすと痛み、腫れなどの通風に似た症状がでます。痛風は尿酸の結晶が蓄積します。これらを合わせて、結晶誘発性関節炎にカテゴライズされます。いずれも痛みは強く、下肢なら歩行困難となります。治療法は、発作時はNSAIDsなどの消炎鎮痛剤を使用します。

 超音波で関節軟骨に結晶が沈着しているのが見えることがあります。痛風は軟骨表面に、偽痛風は軟骨内にいずれも層状に蓄積します。


右上の超音波画像で関節軟骨の上にもう一層結晶の沈着があり二重に見えています。
 
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10日 本日のコラム564 肩鎖関節脱臼

 肩甲骨と鎖骨をつないでいる関節です。鎖骨の一番外側にあります。この関節はコンタクトスポーツなどの外傷で脱臼することがあります。ポコンと上に膨らみ、押すと戻りますが手を離すとまた上にずれてきます。損傷程度により保存治療もしくは手術療法が選択されます。プロスポーツでは長期離脱を嫌って手術しないこともあります。


 
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17日  本日のコラム565 オーバートレーニング症候群

 オーバートレーニング症候群 Over training syndrome

 運動負荷をかけると回復するのに一定の時間がかかります。これを無視して練習を続けると疲労がどんどん蓄積していき、ホルモンや自律神経のバランスが崩れ、ひどくなると慢性の疲労感、不眠、食欲不振、抑うつ状態となります。また免疫力の低下を来すこともあります。

 診断は貧血や肝障害などの疾患がないことを調べます。(除外診断)また抑うつがないかどうか心理テストを行います。

 治療はなんと言っても休息です。無理な運動から離れてしばらくゆっくりすることが肝要です。無理な運動、睡眠不足、過密なスケジュール、過重な精神的ストレスにより引き起こされますので無理は禁物です。

 以前にまとめたのが上の文章です。そもそもトレーニングは、今より能力を向上させるために行うものなのですが、過剰に行うことによりかえってその能力を落としてしまう状況もしくは状態をオーバートレーニングといいそれによって引き起こされる様々な病態を総じてオーバートレーニング症候群(OTS)と定義しています。

 さまざまな論文や専門書をあたりましたが、はっきりとしたメカニズムは分かっていません。同じ運動強度でもこなせる人もあれば、そうでない人もあります。ラットによる実験では、運動負荷が多いほど脱落していく率が上がりますので、運動強度と時間、回復に要する時間とその質などが複雑に絡み合っていると考えられます。

 疾患により、オーバートレーニング症候群と似た症状が出てくることがありますので、こういった疾患を除外することも必要です。運動負荷で貧血が起こりやすいのは有名な話です。貧血があればパフォーマンスは低下しますが、治せる貧血なら治療すれば元に戻ると言えます。また甲状腺機能低下症も同様に運動能力が低下します。これも治療可能です。うつ病は、運動の過負荷やストレスなどさまざまな原因で起こりますので、精神科的対応が必要ですが、コントロールすることは可能です。他にも副腎機能低下や成長ホルモンなどが不足してもパフォーマンスが落ちます。 女性の場合、運動の過剰な負荷で一種の飢餓状態となり無月経になってしまうこともあります。既知の治療可能な疾患に対しては、対応によりにパフォーマンスを戻すことも可能です。

 大切なのは1人で抱え込まないことです。人間は1人で生きているわけではありません。支え合うことが大切です。医療面でも内科、整形外科、精神科など多方面の協力関係が必要になります。
 
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20日 本日のコラム565 外せるギプス

 最近、ちょっとしたこだわりで作っているのが「外せるギプス」です。もちろん固定が常時必要な場合は装着したままとなりますが、できれば外して入浴やシャワー浴を行いたいものです。そこで医学的に問題なければ、脱着可能なギプスを作成するように心がけています。マジックテープで簡単に外せます。

外せるのでとても助かると好評です
 
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