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整形外科 外科
リハビリテーション科

リスフラン靱帯損傷 Lisfranc ligament injury

 リスフラン靱帯は足背の第一楔状骨と第2中足骨基部とをつないでおり、足の横アーチを形成するのに役立っています。

 つま先立ちで回内を強制されるとリスフラン靱帯が損傷します。レントゲンで第1中足骨、第2中足骨の基部が離開します。2mm以上の離開は手術適応とすると成書にはありますが患者の事情により保存的に行う例もあります。

 保存的治療は4週間ギプス固定で免荷します。その後、足底板(アーチサポート)を装着し徐々に荷重をかけるようにします。(3週間ギプス固定免荷後、3週間ヒール付きギプス固定という施設もあります。)

 運動復帰には2-3ヶ月かかります。


断裂ではなく部分損傷なので離開はほとんどありません。