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信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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距骨下関節不安定症 Subtalar Instability 距骨下関節は、距骨と踵骨の間にある関節で、足部の回旋運動や衝撃吸収に重要な役割を果たします。この関節の安定性は、主に骨間距踵靱帯(interosseous talocalcaneal ligament, ITCL)や頸靱帯(cervical ligament)などの靱帯によって保たれています。 繰り返す足関節捻挫や外傷により、これらの靱帯が部分断裂・伸張されると、距骨下関節が不安定となり、歩行時や運動時にかかとの奥に痛みやぐらつき感が生じます。 足根洞にある距踵骨間靱帯が部分断裂などで緩むと距骨下関節が不安定となり、かかとに内外のストレスがかかると痛みが生じます。ストレス撮影で踵骨の前方引き出し現象がでます。足根洞へのステロイドと局麻剤の注入で改善することが多いです。またアウターウェッジを作成して装着します。保存療法に効果がなく、日常生活に支障がある場合は、骨間靱帯の再建や距骨下関節の制動術を考慮します。 保存療法(まずはここから)
多くの症例で、足根洞注射+装具療法により症状が改善します。 手術療法(保存療法で改善しない場合
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