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整形外科 外科 リハビリテーション科

結核性脊椎炎(脊椎カリエス)

 肺結核や腎結核などの結核に罹った後に骨へ結核菌が広がってしまう病気をカリエスといいます。

 昔(昭和40年以前)は多かった病気だそうですが、今は抗結核剤の普及により見ることは滅多にありません。結核感染ですので微熱や体のだるさがでます。また脊椎結核の場合、背中に痛みを訴えることがあります。

 感染が広がると流注膿瘍という膿の塊が椎体の前に広がります。

 感染したところは腐骨といって骨がぼろぼろになってしまいます。治療は抗結核剤を使います。流注膿瘍や腐骨がある場合は手術療法も考慮します。