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信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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腓骨筋腱脱臼 dislocation of peroneal tendon 長腓骨筋腱は足関節の外果後方を走っていますが急激な力が加わると腱を固定している腓骨筋支帯の腓骨付着部が剥離して腱が腓骨筋溝から脱臼して腓骨に乗り上げるようになります。短腓骨筋腱の脱臼は極めてまれです。超音波断層撮影(エコー)やMRIにて診断します。 急性期は足関節軽度尖足位でギプス固定を6週間行います。陳旧例は手術を考慮します。急性期の保存治療(軽度尖足位ギブス固定)での治癒率は50%と低く、スポーツ復帰など確実性を求める場合は手術を考慮します。
治療法
リハビリとスポーツ復帰 保存療法後:12〜15週でスポーツ復帰を目指す手術後: ギプス固定:2〜3週間 可動域訓練 → 筋力強化 → 動作訓練 約12週で競技復帰可能(個人差あり) 注意点 テーピングやサポーターでは根本治療にならない。スポーツ選手や再発例では手術が第一選択となることが多い。 |
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