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信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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成長痛 growing pain 昔からよく言われる「成長痛」ですが、はっきりとした原因は分かっていません。3-8歳によくみられる夜間の膝や下腿の疼痛で、痛みにより泣いたりしますが、翌朝はケロッと治って普通に動くのが特徴です。それゆえ朝になっても痛みが続くようですと他の病気やケガの可能性が高いと言えます。もちろん夜間痛のみの他の病気のこともあります。 診断は他の病気(骨折、捻挫、炎症、感染、筋膜炎、腫瘍性病変)が無いことを確認した上で行います。股関節周りの疾患でも膝や下腿の痛みを訴えることがあるので注意が必要です。 精神的なものでも起こるとされており、例えば、弟や妹が出来てかまって欲しくて痛みを訴えるといったこともあります。 診断に当たっては他の疾患が無いかどうかしっかり診ることが重要です。ご家族も安易に成長痛だと決めつけずしっかりと診察を受けるようにしてください。 本日のコラム54 成長痛 growing pains 骨の成長によって起こる痛みではないので、病名としては用いないほうがよい。夕方から夜間に突然発症する下肢痛で数時間以内に消失、翌日には無症状、身体所見の異常が無く、レントゲンなどの検査にも異常がありません。 <注意すべき鑑別疾患> 白血病(骨関節痛)、若年性線維筋痛症(10歳前後で疼痛部位が多い)、レストレスレッグス症候群(睡眠障害+) *成長痛は睡眠障害は起こさない。 ・Evansの成長痛診断基準
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