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整形外科 外科 リハビリテーション科

末梢神経自体の痛み

末梢神経自体の痛み

末梢神経の伸張性、滑走性の低下により神経性の痛みが生じることがあるとされています。
これは神経表面の神経上膜にある神経線維から知覚支配を受けているためです。

牽引や滑走性の低下などに起因する機械的なストレスにより炎症性物質が誘発され痛みが生じます。解剖学的に狭いところで起こりやすく、ギオン管症候群やフォロシェ・アーケードでの後骨間神経麻痺などが有名です。これらの部位で圧痛が生じることがあります。(絞扼や滑走性の低下による神経症状とは別)


エビデンス:神経障害性疼痛の診断(グレーディング)

末梢神経自体の痛み(神経障害性疼痛)は、体性感覚神経系の病変・疾患により生じる痛みで、確実・おそらく・可能性ありの3段階でグレード分類されるとIASP(NeuPSIG)の基準で示されています。(Finnerup NB ら. Pain. 2016)[1]

エビデンス:薬物療法

神経障害性疼痛の薬物療法では、ガバペンチノイド・三環系抗うつ薬・SNRIが第一選択とNeuPSIGのシステマティックレビュー・メタ解析で推奨されています。(Finnerup NB ら. Lancet Neurol. 2015)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Finnerup NB, Haroutounian S, Kamerman P, et al. Neuropathic pain: an updated grading system for research and clinical practice. Pain. 2016;157(8):1599-1606. PMID: 27115670.
  2. Finnerup NB, Attal N, Haroutounian S, et al. Pharmacotherapy for neuropathic pain in adults: a systematic review and meta-analysis. Lancet Neurol. 2015;14(2):162-173. PMID: 25575710.