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整形外科 外科 リハビリテーション科

有痛性外脛骨 os tibiale externum

 足関節の内側からやや下あたりでやや前方の突出した場所に運動時の痛みや疲れやすさが生じます。原因は舟状骨の後方に外脛骨(副骨)があり、健常者の10%にみられ無症状ですが、それが繰り返しの運動負荷や外傷を契機に有痛性となります。 外脛骨の痛みは、突出により靴で圧迫され、皮膚や皮下結合組織に炎症が起こるもの、後脛骨筋が外脛骨に付着し、内側縦アーチが不安定になり外反扁平足や後脛骨筋腱腱鞘炎を起こす、TypeIIの線維性結合の場合は大きな外力や反復する外力などで結合織部が断裂し骨軟骨炎が生じるなどがあります。

 Veitchの分類では、TypeI、TypeII、TypeIIIに分けています。
 ・TypeI 外脛骨は小さく分離して存在。後脛骨筋内部に埋没(種子骨と表現されることも多い)
 ・TypeII 二次骨化中心として発生、後頚骨筋軒内部に埋没するも舟状骨粗面と線維性もしくは線維軟骨結合している
 ・TypeIII 外脛骨は舟状骨と骨癒合し突起状となる。(TypeIIが骨融合したもの)

 治療は、運動の休止とアーチサポートでコントロールします。また消炎鎮痛剤の投与や症状が強いときはステロイドや局所麻酔薬を局所注入します。こういった保存的治療で回復せず日常生活やスポーツで著しい支障がある場合は手術を考慮します。手術には外脛骨そのものを摘出する方法、ドリリングする方法、スクリューで固定する方法などがあります。