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整形外科 外科
リハビリテーション科

足底腱膜炎 plantar fasciitis

 ランニング障害でよく起こります。若い人から中高年までかかとの前、土踏まずの後方に痛みが出るようになります。最近分かってきたこととして炎症と言うより変性によるものとされています。

 原因は過剰な負荷ですが足底腱膜やアキレス腱が硬化、短縮しても起こりやすいです。痛みが出たらテーピングが効果的です。また超音波治療、温熱治療がよく効きます。クッション性が高い靴を履くのも効果があります。

 原因となった運動メニューを見直すことも重要です。痛む原因は複合していることもありますので十分な聞き取りを行ってから、治療方針を決めます。

 保存的治療で改善しない場合は手術を考慮します。急性期の保存治療としては痛む動作を中止し局所の安静をはかります。また消炎鎮痛剤を服用します。慢性期は痛みに応じてアーチサポートや内側ウェッジのインソールを使います。)

 鑑別疾患としては、踵骨疲労骨折、後脛骨筋機能不全、足根管症候群があります。