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整形外科 外科
リハビリテーション科

膝窩筋腱炎 popliteus tendinitis

 膝の裏にある小さな筋肉です。スポーツによる使いすぎや変形性膝関節症などで膝をかばうと炎症を起こして痛みが出ます。意外と多いです。

 治療はスポーツ障害でしたら過負荷を避けるようにトレーニングメニューを変更します。膝周辺のストレッチも有効です。変形性膝関節症(膝OA)に合併する場合は両方の治療を並行して行います。

 治療が効果的であれば、数週間で症状は落ち着いてきます。治療の原則は痛み動作を控えることです。それに加えてストレッチを行うようにします。もちろん内服や注射は有効です。ケースバイケースで使用します。
 腓腹筋腱障害

 大腿骨内顆後面に付着する腓腹筋内側頭付着部に起こる腱炎があります。オーバーユースが原因です。治療は局所の安静とストレッチ、筋力強化が有効です。痛み始めはまず局所の安静をはかり、痛みが改善してくれば、徐々に痛みが強くならない範囲でストレッチを行います。筋力強化はストレッチで痛みが無くなってくれば、徐々に負荷を増やしていきます。じっくり取り組む必要があります。