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信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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陰部大腿神経痛 Genitofemoral Neuralgia 陰部大腿神経はL1,L2よりでて腸腰筋を通り陰部枝(鼠径管をとおり、女性は子宮円索と大陰唇へ、男性は精索とともに走行し精巣挙筋、陰嚢下部へ)と大腿枝(大腿動脈に沿い鼠径靱帯の下をくぐって大腿内側の感覚神経となる)に分かれます。原因としては鼠径部の鈍的外傷、鼠径ヘルニアの手術後に起こることが多く、まれに自然発症します。痛み止め、局所のブロックなどが行われます。 神経痛の鑑別ポイント
特に陰部神経痛は、深部の灼熱感や排尿・排便障害を伴うことが多く、陰部大腿神経痛や腸骨下腹神経痛とは性質が異なります。また、陰部神経は**仙骨神経叢由来(S2–S4)**であるため、腰椎よりも仙骨部の評価が重要です。 |
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