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池田医院へようこそ | |
信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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肛門挙筋症候群 Levator Ani Syndrome 外国の成書にはよくあると記載されています。肛門を絞める筋肉である肛門挙筋の筋筋膜性疼痛を意味します。 マウンテンバイクや乗馬で微少な外傷を繰り返すと起こるとされていますが、はっきりした原因がなくとも発症することもあります。症状は肛門周辺の痛みで、所見としては肛門周囲の肛門挙筋に圧痛を認めます。この痛みは結構強く、ひどくなるとサドルに体重を掛けることが困難となります。 鑑別診断としては痔疾、直腸の炎症性疾患・腫瘍などがあります。 ストレスや排便でも悪化しますので注意が必要です。治療は対症療法になりますが、痛みを起こす運動や動作を控えることが大切で、それ以外に排便の習慣を規則正しくする、ストレスを控えるなどがあります。 |
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