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整形外科 外科 リハビリテーション科

腰椎の仙骨化 仙骨の腰椎化 Lumbosacral Transitional Vertebrae


腰椎の仙骨化(腰仙部移行椎) Lumbosacral Transitional Vertebrae

腰痛でレントゲン撮影を行うと、一番下の腰椎が仙骨と融合していることがよくあります。ただこれだけで症状を呈することはまれです。

一方、腰仙部移行椎で文献報告されているケースとして、巨大横突起が腸骨に接触して腰痛を起こしていたもの。→Bertolotti症候群:最下位腰椎(通常L5)の横突起が腸骨や仙骨と関節を形成し、慢性的な腰痛を引き起こすことがあります。

また椎間孔外で神経根を圧迫して根症状を引き起こしていたものがあります。

このような横突起が、神経根を圧迫すると腰痛に加え、支配領域の筋力低下を引き起こすことがあります。

治療は症状にもよりますが、保存療法で効果がない場合は巨大横突起の(部分)切除術を行います。
 

エビデンス:病態(移行椎の巨大横突起が腰痛の原因となる)

腰仙部移行椎では、最下位腰椎の肥大した横突起が仙骨や腸骨と接触して仮関節を形成し、これが慢性腰痛(Bertolotti症候群)の原因となりうると報告されています(Rakauskas ら. Front Surg. 2024)[1]

エビデンス:治療(まず保存療法、無効例で横突起切除)

Bertolotti症候群の治療は、消炎鎮痛や局所ブロックなどの保存療法がまず選択され、これらに抵抗する難治例に対して肥大した横突起の切除術が検討されると報告されています(Crane ら. Orthop Rev (Pavia). 2021)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Rakauskas TR, Gallup S, Mohamed AA, et al. An update on the prevalence and management of Bertolotti's syndrome. Front Surg. 2024;11:1486811. PMID: 39726766.
  2. Crane J, Cragon R, O'Neill J, et al. A Comprehensive Update of the Treatment and Management of Bertolotti's Syndrome: A Best Practices Review. Orthop Rev (Pavia). 2021;13(2):24980. PMID: 34745474.