腰椎の仙骨化(腰仙部移行椎) Lumbosacral Transitional Vertebrae
腰痛でレントゲン撮影を行うと、一番下の腰椎が仙骨と融合していることがよくあります。ただこれだけで症状を呈することはまれです。
一方、腰仙部移行椎で文献報告されているケースとして、巨大横突起が腸骨に接触して腰痛を起こしていたもの。→Bertolotti症候群:最下位腰椎(通常L5)の横突起が腸骨や仙骨と関節を形成し、慢性的な腰痛を引き起こすことがあります。
また椎間孔外で神経根を圧迫して根症状を引き起こしていたものがあります。
このような横突起が、神経根を圧迫すると腰痛に加え、支配領域の筋力低下を引き起こすことがあります。
治療は症状にもよりますが、保存療法で効果がない場合は巨大横突起の(部分)切除術を行います。