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整形外科 外科 リハビリテーション科

Morel-Lavellee lesion (MLL)

 高エネルギー損傷で生じるデグロービング損傷の一つで、皮下軟部組織に剪断力が加わり、皮下組織と筋膜の間で剥がれて起こる損傷のこと。皮膚の穿通枝が切れるため血腫を形成し皮膚壊死を起こすことが多い。小さなものは穿刺で対応可能なこともあるが、その後も浸出液がたまるので外科的処置が必要となる、大きなものは、MLLの中央部を大きく切開し、洗浄後、陰圧ドレンを挿入し、創部を開放したまま局所陰圧閉鎖療法などを行う。

 経験的には下腿前面のMLLは皮膚壊死を起こしやすいので注意が必要です。皮膚のテンションが重要で、しわが伸びきってつるつるとなり光を反射するものは、切開し血腫を除去しています。これを行わずに経過を見ると皮膚壊死を起こすことがあります。

 穿刺をためらわないこと。超音波断層検査で、血腫が穿刺可能かどうか見分けることがある程度出来ます。血腫が確認されて穿刺をしても抜けない場合は、切開する方針で診療しています。