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整形外科 外科 リハビリテーション科 |
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遠位橈尺関節脱臼(DRUJ dislocation of the distal radioulnar joint) 回内位や回外位で手をついたときに起こります。手関節近くにある橈骨と尺骨をつなぐ靱帯が切れてしまうことによって尺骨の遠位端が掌側もしくは背側に脱臼、亜脱臼します。前腕回内位で固定されて尺骨頭が背側に出ているときは尺骨頭背側脱臼を、その逆に前腕回外位で固定されている場合は尺骨頭掌側脱臼を考えます。 背側脱臼は回外位で、掌側脱臼は回内位でそれぞれ整復されます。整復位で上腕からMP関節まで5週間固定します。最近では経皮的ピンニングを入れた方がよいとされています。 ほかの骨折と合併する場合もあります。 *TFCC小窩断裂では尺骨頭の背側亜脱臼となり、これにECU腱脱臼+方形回内筋や骨間膜の断裂が合併すると尺骨頭が脱臼します。 |
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