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整形外科 外科 リハビリテーション科

手にみる他科疾患

手の腫れやしびれは、単なる使いすぎだけが原因ではないことがあります。関節リウマチやRS3PE症候群は、手が腫れて痛くなる他科の病気で、血液検査だけで見抜けないこともあります。手がしびれる原因として、糖尿病や甲状腺の病気、透析も知られています。また、筋力が落ちるときには、ギラン・バレー症候群や神経痛性筋萎縮症、頚椎症の遠位型など、思いがけない病気が隠れていることがあります。一見、神経の圧迫のように見えても、脳や免疫の問題が原因の場合もあり、症状と検査結果が合わないときは、別の病気を疑う必要があります。

手にみる他科疾患

手の腫れをきたす疾患

 1.関節リウマチ(RA)
 2.RS3PE症候群

上肢の神経障害の鑑別

1.手根管症候群
 1)特発性
 2)特発性以外の原因
 ・透析
 ・糖尿病
 ・RA
 ・甲状腺機能低下症
 診断)
 3)手根管症候群と鑑別すべき他科疾患
 ・Cheiro-oral syndrome (手掌・口症候群);一側の手指(指尖部)と口周囲の異常感覚。視床の梗塞。早期はMRIの拡散強調が有用。

2.肘部管症候群
 1)鑑別すべき疾患
 ・C8神経根症
 ・遠位CSA
 ・MMN

3.橈骨神経麻痺
 1)鑑別すべき疾患
 ・脳梗塞による偽橈骨神経麻痺

4.前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺
 1)前骨間神経麻痺
 2)後骨間神経麻痺
 3)鑑別すべき疾患
 ・遠位型CSAにおけるC8障害

5.遠位型CSAによるC8障害およびC8神経根症

6.神経痛性筋萎縮症(neuralgic amyotrophy;NA)

 1)NAと鑑別すべき疾患
 ・近位型CSA

その他の神経障害を呈する他科疾患

1.CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎、chronic inflammatory demyelinating polyneuropathy: CIDP)
2.ギラン・バレー症候群(GB)
3.Pancoast腫瘍
4.Chiari奇形
   
参考文献:Orthopedics 整形外科外来における他科疾患を見逃さないコツ 3.2017

参考:『orthopaedics』2017年3月号「整形外科外来における他科疾患を見逃さないコツ」

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