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整形外科 外科 リハビリテーション科

上腕骨頭無腐性骨壊死

上腕骨頭無腐性骨壊死とは、肩の骨の先端(上腕骨頭)に血流が止まり、骨細胞が死んでしまう病気です。外傷やステロイド使用、膵炎などが原因で起こり、片方だけではなく両肩に現れることも多いです。初期の痛みは肩の上部や周囲に広がり、動かすとひどくなります。レントゲンでは見えにくい時期でも、MRIでは「ダブルラインサイン」と呼ばれる特徴的な模様で早期に見つけられます。このサインは、壊死した骨とその周りの腫れの境界を示し、治療のタイミングを決めるカギになります。放っておくと骨がへこみ、肩関節がどんどん痛くなり、動かしにくくなるため、早めの検査が大切です。

上腕骨骨頭無腐性骨壊死(無血管性骨壊死) osteonecrosis of humeral head

骨にある血管が途絶えて循環障害を起こすとその支配領域の骨が壊死を起こしてきます。股関節(大腿骨骨頭)が有名ですが、上腕骨の骨頭もまた1~1.2mmの細い動脈しかなく外傷やコルチコステロイドの使用、アルコール乱用、膠原病(とりわけSLE)、Cushing症候群、放射線治療などで発症します。

約半数の症例で両側にみられます。

症状は肩関節上部の痛み、圧痛、周辺への放散痛です。肩関節を動かすと症状が悪化します。診断にはレントゲン撮影(初期には所見に乏しい)を、疑わしいときは引き続きMRIを行います。

治療は消炎鎮痛剤、温熱治療などを行います。改善しない場合は手術療法を考慮します。手術は人工骨頭置換術が主ですが、若い人には骨頭温存術も行うことがあります。

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