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整形外科 外科
リハビリテーション科

棘上筋症候群 spraspinatus syndrome

 肩甲骨に付着する主な筋肉として肩甲骨の後ろ側の棘上筋、棘下筋、小円筋、裏側に肩甲下筋があります。これらの筋肉はいずれも使い方によって微少な外傷を繰り返して炎症を起こし痛みを生じることがあります。

 棘上筋症候群は文字通り棘上筋の筋筋膜性疼痛症候群です。窓を拭いたり組み立て工場の作業、天井などの上方の作業などで起こってきます。(逆に何も大したことをしてない人にも起こることもあります。)

 肩甲骨上縁に圧痛点があります。ここから上肢にかけてデルマトームに一致しない痛みが生じます。多くがうつや不安を合併しているとされています。治療はトリガーポイント注射や消炎鎮痛剤、疼痛遮断剤、などを用います。