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整形外科 外科
リハビリテーション科

胸骨骨折 sternal fracture

落下や交通外傷、スポーツ外傷で胸部を強く打つと起こります。胸骨の後ろには心臓や大血管が走っておりこれが傷つくと致命傷となることがあります。

大きなずれや内部臓器の損傷が無ければ保存的に治療します。

胸骨柄と胸骨体部でのつなぎ目は関節を形成しており軟骨性連結や骨性連結となっています。ここが脱臼してすれることがあります。


救急対応病院以外で心臓や大血管の損傷したケースを見る機会はほぼ無いと思います。

胸骨のレントゲンでの描出は斜位に振った正面像は難易度が高く、比較的見やすい側面像で評価せざるを得ません。痛みが強ければ、CTを撮影するのが一般的かと思います。