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整形外科 外科 リハビリテーション科

腰椎横突起骨折

腰椎横突起骨折とは、背中の腰の部分にある骨の突起が折れる病気です。強い打撃やスポーツ中の衝突、転落などで起こり、特に第5腰椎に多いです。痛みは強く、動くと増すのが特徴ですが、神経に障害が出ることはほとんどありません。レントゲンでは腸のガスと重なって見えにくく、正確にはCTで診断されます。この骨折は単独で起きることは少なく、腎臓や脾臓の損傷、骨盤の骨折と同時に起こることもよくあります。そのため、腰を打ったときは全身の状態もしっかり見ることが大切です。治療は安静とコルセットで、痛みが落ち着けば早めに歩くことが回復を助けます。

腰椎横突起骨折 transverse process of lumbar vertebra

腰椎には椎体の横に2-3センチの横突起があります。肋骨に相当するので肋骨突起とも言います。ここが強い外力を受けると肋骨と同じように折れることがあります。

2014年ブラジルワールドカップでブラジル代表ネイマールが背中を膝蹴りされて横突起骨折となりました。転倒や落下で背中を強打しても起こります。

通常の打撲と違って骨折ですから強い痛みが続きます。

よく見逃される骨折として有名です。腰を打ったエピソードがあれば、念頭に置いて診察します。レントゲン(腰椎4R)ではっきりでる場合とおなかのガスと重なって読影しにくいことがあります。

痛みが強くレントゲンで判然としない場合はCTを行います。骨折の程度、ずれなどの評価が出来ます。

治療は対症療法で痛み止めやコルセットの装着を行い、痛みを伴う運動は控えます。歩行は初期の痛みが強い時期を過ぎれば問題ありません。

ときに」大きな血腫や内臓損傷、脊椎自体の骨折、麻痺などの神経障害を合併することがありますので、注意が必要です。

参考:『今日の整形外科治療指針 第7版』 / 『整形外科疾患ビジュアルブック』

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