Tillaux骨折とは、12~15歳の思春期に起きる足首の骨端線の裂離骨折で、主にサッカーやスケートボードなどのスポーツ外傷で起こります。脛骨の前外側部分が、前下脛腓靱帯に引っ張られて剥がれるもので、単純なレントゲンでは見逃されやすいです。正確に診断するにはCT検査が不可欠で、骨片が2mm以上ずれていると、手術で整復する必要があります。放っておくと足首の変形や関節症につながるため、痛みや腫れがあれば早めの検査が大切です。
,Toddler 骨折 (よちよち歩き骨折)
文字通り、乳幼児期のよちよち歩きの時期に転倒すると容易に下肢を骨折します。
激しく泣いたり、歩こうとしなかったり、患肢を浮かせて体重を乗せようとしません。
こういった症状がみられる場合、骨折の可能性がありますので、最寄りの整形外科を受診するようにしてください。
診察の後、両方の足をレントゲン撮影したり、超音波検査を行います。治療は骨折の状況に応じてシーネやギプス固定で、対処します。
大切なことは、軽微な外傷でも素人判断は避けることです。
参考:『骨折診療スタンダード 原著第4版』