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整形外科 外科 リハビリテーション科

強直性脊椎炎

強直性脊椎炎 ankylosing spondylitis

 原因がよく分かっていない疾患です。脊椎が竹の節状に変形します。初発時は痛みの差が激しく痛くて起きられない日もあれば翌日、ケロッとして痛みが全くなくなったります。最初に侵されるは仙腸関節です。両側性、対称性で、腸骨側の軟骨が浸食され、仙腸関節の関節裂隙は開大します。進行すると仙腸関節は骨化して強直します。恥骨結合にも反応性骨硬化、靱帯骨棘が見られることがあります。腱の付着部炎を起こすのも特徴です。

 血液で炎症反応が出たり、ヒト白血球抗原(HLA) B27が90%で陽性になります。ただしB27陽性で強直性脊椎炎になるのはごく一部です。

 仙腸関節炎や虹彩炎、クローン病、潰瘍性大腸炎を合併することがあります。 

 治療は対症療法に加えて、抗炎症剤、関節リウマチ薬、生物学的製剤などが使われます。

参考:『関節外科』2020年4月号「強直性脊椎炎・乾癬性関節炎とその周辺疾患」 / 『掌蹠膿疱症性骨関節炎 診療の手引き2022 日本脊椎関節炎学会』 / 『リウマチ病学テキスト 改訂第3版』 / 『整形・災害外科 2021.8 整形外科領域の稀少疾患診療』 / 『リウマチ・膠原病診療 マスト&ベスト』