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整形外科 外科 リハビリテーション科

先天性橈骨頭脱臼

先天性橈骨頭脱臼とは、生まれつき肘の橈骨頭が正常な位置からずれている病気です。多くの場合、他の体の異常(爪膝蓋骨症候群やEhlers-Danlos症候群など)と同時に現れ、片側だけでなく両肘に起こることもあります。生まれた直後は気づかれず、子どもが成長するにつれて肘の形の違いや腕を回しにくくなることで見つかることが多いです。痛みは小児期には少なく、思春期以降に関節がすり減って出てくることがあります。X線では橈骨頭がドーム状に変形し、上腕骨の部分も小さくなっているのが特徴です。手術は成長が終わってから、痛みや動きの制限が日常生活に影響する場合にのみ検討されます。

先天性橈骨頭脱臼 congenital dislocation of the radial head

きわめてまれな病気です。

生まれつき橈骨の近位部(肘に近い方)で橈骨頭が脱臼している病態。肘の変形や可動域の減少で気づかれることが多い。成人以降に症状が出て発見されることもあります。

原因は分かっていません。出生時の外傷によるという説もありましたが、実際には出生時の外傷によるものはほとんどなく、骨端軟骨の損傷が起こることがあるとされています。

治療は生活に支障がある場合や変形が強い場合は手術を考慮します。手術は骨頭切除術や場合により再建術が行われます。

モンテジア骨折(尺骨の骨折+橈骨頭の脱臼)の脱臼見逃し例(陳旧性橈骨頭脱臼)でも同じように脱臼したままとなりますので、既往歴に注意します。

また先天性の場合、両側で起こったり兄弟で生じていた報告があります。
  

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