ショパール関節脱臼(dislocation of Chopart's joint) リスフラン関節脱臼
ショパール関節は踵骨と立方骨がなす「踵立方関節」と距骨と舟状骨がなす「距舟関節」とで形成されています。
リスフラン関節はショパール関節より一つ遠位で足根骨と中足骨がなす関節です。
いずれの脱臼もまれで交通外傷やスポーツ障害で時に起こります。骨折を合併することも多いです。
整復の後、骨折の治療を行います。
エビデンス:見逃されやすい中足部損傷
ショパール(横足根)関節脱臼はまれで明らかな画像所見に乏しいことがあり見逃されやすいが、適切な治療のため見逃してはならないと報告されています。(Sancho González I ら. An Sist Sanit Navar. 2016)[1]。
エビデンス:緊急ORIFが良好
ショパール関節脱臼では純粋脱臼・脱臼骨折いずれも緊急の観血的整復固定(ORIF)が最も良好な長期成績をもたらしたと系統的レビューで報告されています。(Metcalfe TSN ら. Arch Orthop Trauma Surg. 2024)[2]。
エビデンス出典(全2件)を見る
- Sancho González I, Menéndez García M. Missed Chopart dislocation. The importance of being aware of midtarsal injuries. An Sist Sanit Navar. 2016;39(1):153-158. PMID: 27125611.
- Metcalfe TSN, Aamir J, Mason LW. Chopart dislocations: a review of diagnosis, treatment and outcomes. Arch Orthop Trauma Surg. 2024;144(1):131-147. PMID: 37715068.
参考:『足の外傷・絞扼性神経障害、糖尿病足の診かた 日本足の外科学会』