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整形外科 外科 リハビリテーション科

強剛母趾

強剛母趾とは、親指の根元の関節が痛くて曲がらなくなる病気です。50歳以上に多く、女性にやや多いのが特徴で、長年の歩き方や靴の影響で関節の骨にとげのような出っ張りができ、動かすたびに骨同士がぶつかって痛みます。初期は正座から立つときや歩く最後の押し出しで痛むだけで、関節はまだ動きますが、放っておくとどんどん動かなくなり、最終的には完全に固まることもあります。外反母趾や痛風とは痛みの場所や様子が違うため、見分けが大切です。

強剛母趾 hallux rigidus

50歳以降の男性に多くみられます。若い頃に柔道や剣道など足先を反らせる運動を繰り返したり、女性ではハイヒールをよく履いていた人に起こりやすいとされています。

母趾の背側に痛みが出ます。足の親指の根元の関節が痛む病気の一つです。母趾根部の関節は基節骨と中足骨で関節を形成しています。(MTP関節)

ここが背屈などの衝撃が繰り返されているうちに骨の背側側に骨が盛り上がって更に衝突してしまいます。この結果、母趾を少し反らそうとすると骨同士が当たって痛みます。

外反母趾痛風、種子骨障害などと鑑別診断が必要です。

曲がらないからと無理に反らせると中で軟骨や骨が衝突して更に悪化します。予防は痛む運動を控えたりハイヒールを履かないようにします。

また靴底の柔らかい靴は使用しないようにします。痛みが続くようでしたら反りにくい中敷きを作成します。

保存的治療に抵抗して日常生活に支障が続くようでしたら出っ張った骨を削る手術を考慮します。

参考:『足の画像診断_小橋由紋子』 / 『整形外科最小侵襲手術ジャーナル』2022年2月号「足関節・足部の鏡視下手術」

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