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整形外科 外科 リハビリテーション科

胸骨柄症候群 manubriosternal syndrome

 胸骨は上から胸骨柄、胸骨体、剣状突起の3つの骨で出来ています。胸骨柄と胸骨体は関節を形成していますが、線維性軟骨関節もしくは軟骨結合となっており可動性に乏しいです。ハンドル外傷などの強い力が働く場合や鈍的外傷で損傷します。脱臼や亜脱臼を起こすことがあります。


 
骨関節炎、関節リウマチ、強直性脊椎炎、Reiter症候群また胸腺癌、転移性悪性腫瘍との鑑別が重要です。

 心原性の痛みと併発することもあるので注意が必要です。