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整形外科 外科
リハビリテーション科

化膿性膝関節炎 purulent gonitis

 膝関節内の細菌感染です。外傷や感染が波及して起こります。免疫力の低下した高齢者や幼児に多いです。症状は膝の痛み、発赤、腫れが起こり発熱や悪寒などの風邪のような症状が出ることもあります。

 診断はこれらの臨床症状に加えてレントゲン、血液検査、関節液の細菌検査、MRI、CTを行います。

 治療は抗生剤の投与に加えて関節を固定したうえで関節液を穿刺して抜きます。これで改善しない場合は大量の生理食塩水で持続洗浄を行います。更に改善が見られない場合は、関節鏡を使って感染した滑膜などを切除し感染巣を除去します。