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信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして | |
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整形外科 外科 リハビリテーション科 | |
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足背捻挫 splain of dorsal foot これは診断名というより捻ったという状況を表しているに過ぎません。 足関節の捻挫と同様に足背を捻ることはよくあります。昔は下駄でしたが今はハイヒールなどで起こるります。またバスケット、バレーボールなどのスポーツ障害としてもたびたび起こることは皆さんもご存じですね。 捻ると骨や関節、靱帯がねじれます。ねじれに耐えられなくなると折れたり靱帯がちぎれたりします。その損傷した部位によって病名が与えられています。たとえば、第5中足骨基部の骨折があります。 この骨折は近位のものは基部骨折として治りやすいですが、それよりやや遠位に起こるJones骨折はなかなか付かず手術を早めに行っておく方が良いとされています。基部骨折とJones骨折が混同されて解説されている専門書もありますので注意が必要です。 また中足骨と足根骨の関節をリスフラン関節といいますが捻挫により靭帯損傷が起こりことがあります。更に近位にあるショパール関節の靭帯損傷も起こりえます。また足関節よりやや遠位の二分(にぶん)靭帯損傷が起こることもあります。二分靱帯の損傷はギブス固定を2週間ほど行います。 靭帯損傷では数週間から一ヶ月程度の固定が必要なことが多いです。固定期間は痛みや部位に応じて変わります。いずれも筋力が低下しないようにリハビリを可能な限り早期に開始します。 リハビリの開始時期、内容もケースバイケースですので最寄りの整形外科を受診してください。 |
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