腕神経叢障害 Brachial plexopathy
・悪性腫瘍に関連した腕神経叢障害
腋窩(わきのした)へのリンパ節転移やPancoast腫瘍(肺がん上葉)が腕神経叢に浸潤したり圧迫することによって神経症状を呈する。
・感染性腕神経叢炎
帯状疱疹ウイルスの神経根レベルの感染ではなく、神経叢レベルでの感染で生じる。EBウイルス感染で末梢・中枢神経合併症が報告されている。
原因分類と特徴
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原因分類 |
具体例・特徴 |
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外傷性 |
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炎症性 |
神経炎(Parsonage-Turner症候群:急性肩腕神経炎) |
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腫瘍性 |
神経鞘腫、肺尖部腫瘍(パンコースト腫瘍)による圧迫 |
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医原性 |
鎖骨下静脈穿刺、麻酔、手術中の牽引など |
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⚡ 放射線性 |
頭頸部・乳癌治療後の放射線照射による神経障害 |
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絞扼性・姿勢性 |
長時間の腕の牽引、バックパック麻痺、睡眠中の圧迫など |
主な症状
運動障害:筋力低下、麻痺(特に肩・腕の挙上や屈伸)感覚障害:しびれ、感覚鈍麻(部位は障害レベルによる)
疼痛:肩〜腕にかけての激しい痛み(炎症性では特に顕著)
筋萎縮:慢性化すると筋肉の萎縮が目立つ
治療
原因による
参考:『脊椎脊髄・神経筋の神経症候学の基本』 / 『慢性疼痛治療ガイドライン』 / 『総合診療』2023年2月号「しびれ」 / 『脊椎脊髄ジャーナル 2023.12 目で見て学ぶ脊髄・末梢神経疾患の診察法』 / 『疼痛医学』