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整形外科 外科 リハビリテーション科

Van Neck病 Van Neck

Van Neck病

骨端症とも正常骨化過程での「正常範囲内変化(normal variant)」と言われている疾患で、坐骨-恥骨結合部の骨端症です。4-12歳に発症し、漠然として鼡径部痛や殿部痛、また股関節~大腿部痛、跛行などが生じます。恥骨下枝疲労骨折とまったく同じ部位で起こることから、発生機序も筋腱の緊張などのストレスによると考えられています。治療は(症状に応じた)安静のみで良好な経過をたどることがほとんどです。長期の経過をたどる場合は、単純性股関節炎、骨腫瘍、骨髄炎などと鑑別を要します。画像所見のみでは Van Neck病との診断にはならない。骨髄炎との鑑別は血算やCRP、赤沈などの炎症反応の有無。

エビデンス:Van Neck病の画像

Van Neck-Odelberg病(坐恥骨結合の骨端症)は、小児にみられる正常発達の変異で、画像で腫瘍・感染・骨折と間違われうるため、その鑑別が重要と報告されています。(Macarini L ら. Indian J Radiol Imaging. 2011)[1]

エビデンス:良性の経過

Van Neck病は良性で、坐恥骨結合の骨端症として自然な経過をたどると症例研究でまとめられています(過剰な検査・治療を避けることが重要)。(Wait A ら. J Pediatr Orthop. 2011)[2]

エビデンス出典(全2件)を見る
  1. Macarini L, Lallo T, Milillo P, Muscarella S, Vinci R, Stoppino LP. Case report: Multimodality imaging of van Neck-Odelberg disease. Indian J Radiol Imaging. 2011;21(2):107-110. PMID: 21799592.
  2. Wait A, Gaskill T, Sarwar Z, Busch M. Van Neck disease: osteochondrosis of the ischiopubic synchondrosis. J Pediatr Orthop. 2011;31(5):520-524. PMID: 21654459.

参考:『整形・災害外科 2022.9 骨端症の現状と実際』