また台風って・・・・
昨年の台風では当院も被害が出て大変でした。どこにも被害がないことを祈るばかりです。
疼痛
「恐怖回避-モデル」 疼痛の遷延化を説明するモデル
疼痛には急性疼痛、慢性疼痛がある。
疼痛の病態分類として、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、両者が混合した混合性疼痛、社会心理的疼痛がある。
そもそも痛みがある場合に、なぜ痛みがあるのか、十分に考慮する必要がある。痛みが生じた当初は、何らかの損傷により侵害受容器が反応し、末梢神経脊髄神経を経由して脳神経が痛みとして認知する。これらの疼痛が慢性的に起こると、下行疼痛抑制系が効かなくなる。すなわち痛みが程よくコントロールされていたものが暴走するようになる。こうなると損傷した部位は改善してきても、痛刺激が抑制されないために、強く痛みを感じることになる。
遷延した痛みを診た場合、期間が長いから慢性頭痛=下行疼痛抑制障害による疼痛と一義的に考えるのではなく、疼痛部位に何らかの障害が隠れていないかどうかを十分検討する必要がある。これを怠っては、隠れた疾患を見逃す恐れがある。
豆知識:成長痛 原因のはっきりしない夜間痛を下肢に訴える。幼小児にみられる。痛いと泣いても翌日はケロッとしている。除外診断が重要。心理的要因が大きいとされる。成長痛だと安易に考えるのも良くない。骨の病気や骨腫瘍の有無をチェック。
豆知識:変形性膝関節症 膝周りの筋トレが重要。闇雲に歩くと更に悪化します。病状経過により運動を適切に行うようにします。
豆知識:痛みは我慢すると慢性疼痛になることがあります。急性期の痛みはさっさと治してしまうのがコツです。
豆知識:骨粗しょう症は骨が折れるまで無症状です。知らぬ間に進行します。特に女性は閉経後急速に進行しますので60歳を過ぎたら検査をお勧めします。
骨粗しょう症は女性に多くみられ、閉経後女性ホルモンの減少とともに進行します。また若い頃に無理なダイエットやや栄養状態が不良であると十分な骨形成がなされないまま成長してしまいますので、20代でも起こることがあります。
ひとくちメモ:膝が悪いときに歩くと悪化します。意外と治そうと慌てて歩き出す方が多いです。
膝が痛くなると、これはいかんと急に歩く量を増やす人が多く見られます。痛みが出たら、まずは局所安静をはかります。膝の場合、体重の掛からない膝周りの筋肉トレーニングや可動域訓練を行います。症状に応じて内服、外用薬、ヒアルロン酸関節注射、理学療法などを行うようにします。ご希望に応じて治療メニューを作成します。