池田医院
信頼とまごころの医療 からだにやさしい医療をめざして
整形外科 外科 リハビリテーション科

診療日記 2022年7月 3回目の夏が来た

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昨年の長雨と比し今年は雨も少なく、あっという間に梅雨が明けました。コロナは落ち着いていきましたが、それでも最近また微増傾向にあり、油断出来ない状況となっています。4回目のコロナワクチン接種も開始しました。対象者が絞られていますが、60歳以上の方や基礎疾患がある方はリスクが高いとされますので、打っておいた方が良さそうです。

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RICE から Piece & Love

 外傷時の急性期の応急処置としてRICE が有名です。

受傷早期の急性期に 
R
est 
I
ce 
C
ompression 
E
levation を行うことです。

 しかしながら近頃では、過度のアイシングや固定により組織治癒への弊害が生じると言われるようになっています。

 これらの弊害を起こさないため、提唱されているのが
Piece & Love
 という手法です。

急性期のアプローチ

P
rotection (受傷後数日は疼痛を悪化させるような運動は避ける)

E
levation (可能な限り心臓より高く受傷肢を挙上し続ける)

A
boid anti-inflamatories (組織治癒を妨げるような抗炎症薬の使用やアイシングを避ける)

C
ompression (腫脹を減らすために伸縮性のバンデージやテーピングで圧迫する)

E
ducation (不必要な消極的治療や医学検査を避け、活動による利点を教育する)

RICE と比較してアイシングが抜けているのと、抗炎症剤の使用を控えることが異なっています

アイシングに関しては以前から局所の治ろうとする反応も抑えてしまう可能性があることが指摘されていました

個人的には、抗炎症剤に関しては腫れと痛みが強いものに対し、現状では、必要最小限の消炎鎮痛剤は必要かと考えます

原文を調べていないので何とも言えませんが、例えばこのまま様子をみると腫れがさらにひどくなり循環障害起こす可能性を考慮した場合、消炎鎮痛剤にて腫れを抑制することも重要となると思われます

大切なのはケースバイケースで判断していくことでしょう。

亜急性期のアプローチ

L
oad (通常活動に戻るため、疼痛に合わせて負荷をふやす)

O
ptimism (悲観的ならず、最適に回復できる脳の状態を保つ)

V
ascularisation (組織修復の為、疼痛のない心血管系運動を選択し血流をふやす)

E
xercise (適切な活動的アプローチにより、可動域・筋力・固有感覚を回復させる)

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