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 池田医院 Ikeda clinic
整形外科 外科 リハビリテーション
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 京大正門前
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SAT
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Am 9-12 住所  京都市左京区吉田牛ノ宮町10-5
Pm 5-7 電話  TEL075-751-0616 ールアドレス
脊椎脊髄外来(完全予約制)を開始→詳細はクリック
医院建物西側からの写真案内地図
お呼びする順番は、申し込み順(受付PCに登録された順)が原則となります
.理学療法の方は別途、呼び出しとなります
急患や重傷の方は優先的に診療いたします
定期的なお薬のみ、注射のみ等の方で、病状が安定され短時間で診療が済む方は混雑具合を判断して早めにお呼びすることがあります
なお、診察待ちの間に院外に退出された場合は診療キャンセル扱いとなります
 Dr.EMIの「骨粗鬆症~食べて増やそうカルシウムたっぷりレシピ」
 

  2019年4月より脊椎脊髄外来を開始→詳細はクリック
脊椎脊髄外来 池田周正
京都大学博士(医学研究科)

水(夜診)・土(午前診)

完全予約制


<予約の方法>
初回は院長診察(予約不要)
画像データ、紹介状を持参
揃ったら専門外来の予約
 
担当医:池田周正
資格

 日本整形外科学会認定専門医
 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医

経歴

 京都大学附属病院
 天理よろづ相談所
 兵庫県立尼崎医療センター
 学研都市病院 整形外科・脊椎脊髄センター
      
所属学会

 日本医師会
 日本整形外科学会
 日本脊椎脊髄病学会
 日本脊椎インストゥルメンテーション学会
 【詳しい業績はこちら】
 脊椎脊髄疾患のセカンドピニオンをご希望の方

 市バス停「京大正門前」31,65,201,206系統下車、西へ50M 
 超音波ガイド下ファスチアリリース(エコーガイド下筋膜リリース)
過去にNHKの特集でありましたが、今年の6月にも民放の番組で放映されていました。当院と同じ超音波断層装置で同じ手技でした。実際にファスチアリリース(筋膜リリース)を行うと患者さんのみならず、わたくしも驚くぐらい良くなることが多いです。「 ほとんど生理食塩水」の注入で、これだけ改善するのは目から鱗が落ちる思いです。ただし適応外の疾患には効果がありませんので、まずはしっかりと診察と診断を行うことが大切です。 

全身骨塩定量DXA(日本骨粗鬆症学会治療ガイドライン推奨)
交通外傷等における各種保険対応について
 処方薬の譲渡は禁止されています
 DXA(DEXA)等をご依頼される医療関係者のみなさまへ
 newDr.EMIの「骨粗鬆症~食べて増やそうカルシウムたっぷりレシピ」
 はじめに  診療日誌(コラム)  世界最高画質DR 
24時間携帯電話&メール  対象疾患・治療機器   診療ノート  
運動器の超音波診断  整形分野の漢方治療 リガーポイント注射  
低出力パルス骨折治療  骨粗しょう症と予防ブックレット 
陥入爪と巻き爪最新治療
(超弾性ワイヤーによる爪矯正)
 
新しい創傷治療~治療方針  ヒアルロン酸関節注射  
 風景風景風景風景
  世界最高画質DR(レントゲン)導入!線量は60%減
子供にも大人にもやさしいレントゲンです



骨粗しょう症の検査(骨塩定量 腰椎・大腿骨DXA法)を導入
50歳を過ぎると骨粗鬆症の可能性が高まります
知らぬ間に減って折れるまで気がつかないことも

DCS-900FDCS-900FDCS-900F

高精細運動器専用超音波エコー導入


低出力パルス超音波による骨折治療(予約制)


 外傷応急処置(RICE)  骨粗鬆症の予防と治療
 スポーツ障害は早期リハビリ、早期復帰を  歳だから仕方がない?あきらめるのはまだ早い
 足底板(インソール、中敷き)とは  ロコモティブ症候群
 介護保険って?  平均寿命と健康寿命(フレイルという考え方)
 腰痛体操ってどうすればいいの?  

パワーリハビリ導入 平成30年4月

トレーニングはPCとICカードにより個別に管理します

待ち時間が長くならないように、最新のリハビリ機器を多数ご用意しています

 
本日のコラム288 橈骨神経麻痺

 朝起きたら手が動かないと来院されました。典型的な橈骨神経麻痺です。ご厚意により写真掲載を許可して頂きました。ありがとうございます。



運動麻痺:前腕回外、手関節伸展、MP関節伸展(手関節背屈位)
母指-示指指間部の知覚障害

 

 
 本日のコラム340 骨折を早く治す低出力超音波パルス治療

 骨折の治療期間が4割も短縮する研究結果がある低出力超音波パルス治療を導入しています。実際、早く治ると好評です。試合が迫っている、早く練習を再開したいという方にはうってつけの治療です。

 治療時間は一回20分です。待ち時間が長くならないように予約制(初診除く)となっています。




 

 
 本日のコラム348 フォルテオ(テリパラチド)



 重度の骨粗鬆症の方に一年間、テリパラチド(フォルテオ)を注射した結果、骨塩量が大幅に増加しました。通常使うビスフォスフォネートやビタミンD3では、ここまでの効果は出ません。素晴らしい結果です。
 


 
本日のコラム351 パワーリハビリの導入をおこないました。


平成30年4月6日よりパワーリハビリを開始。

 パソコン、ICカードによる運動履歴管理で、『より安心』で『より効率的なトレーニング』を実現。カードを挿入するだけで設定された「負荷」「回数」「セット数」などが自動で入力されます。トレーニング終了時に、操作パネルに表示される評価のスイッチを押すと、次回のトレーニングに必要な負荷をカードに自動設定。利用者の体力に合った適正な負荷が毎回得られます。トレーニングや筋力測定の結果はグラフで表示することができ、簡単にレポート出力が可能です。効果が視覚的に理解できるため、利用者のモチベーションが上がると同時に、ご家族の満足度も高まります。
 
  普通に生活していても、年間1%筋肉が衰えます。10年で10%ですから、積もり積もって歩くのも大変になりがちです。高齢になると、単純に筋肉が衰えるだけでなく、バランス力や反射神経も鈍ってきます。加えて、腰や膝の変形を抱えて痛みや歩行障害が出ます。このように年齢と病気が複雑に絡み合った身体をもう一度使えるようにトレーニングするためには、闇雲に行っても身体を壊すばかりです。病気の手当を行いながら、ひとりひとりに合ったリハビリを行わなければなりません。

 当院では、病気の快癒のみならず、生活の質の向上を目指して運動器の障害を改善して行きたいと考えています。
 

 
 本日のコラム377 診療申込用紙をホームページからダウンロードできるようにしました。

  新患の方に書いて頂く診療申込用紙をホームページからダウンロードして頂けるようになりました。PDFファイルになっていますので、プリントアウトしてご利用ください。受診時に窓口でお渡しください。

 診療申込用紙(PDFファイル)



 
本日のコラム553 関節弛緩症

 生まれつき関節が柔らかい人がいます。大きくなっても普通の人より関節が柔らかいです。足関節が柔らかい場合などは捻挫しやすかったり、運動時にグニャグニャした感じが出ることがあります。関節が柔らかいだけで他に身体的異常が無ければ、心配することは無いとされています。関節が柔らかいと体が柔らかいというメリットもあります。捻挫を繰り返す場合は運動時にテーピング等で固定すると良いでしょう。捻挫を繰り返す場合は運動時にテーピング等で固定すると良いでしょう。また関節周囲の筋肉を鍛えるのもケガの予防につながります。


(許可を得て掲載しています)
 


 
本日のコラム554 当院での診療例

  当院では整形外科分野のケガや病気を幅広く診療しています。

 膝前十字靱帯断裂(ACL断裂)  早期腰椎分離症(疲労骨折)  一過性大腿骨頭萎縮症
 膝MRI 前十字靱帯(ACL)断裂。膝が強制的に内旋されると膝関節内で前方への動きに対して制動しているACLが断裂します。

 多くの場合、膝関節に血が溜まって痛みが出ます。放置すると徐々に痛みは改善しますが、前後に緩むために動作時に膝が抜けるような感覚が続きます。

 損傷後、内側半月板の損傷が続発し、将来的には変形性膝関節症様の変化が出てきます。若者やスポーツを継続される方は手術をお勧めしています
 新鮮腰椎分離症 原因は疲労骨折とされます。

  MRI:T2強調像L5左側椎弓に高信号あり 新鮮例は小中学生で多く、高校生では進行例、陳旧例が多い。成人ではほぼ陳旧例ですが、まれにハイアスリートで新鮮例があります。

 新鮮例と一部の進行例は適切な治療により治すことができます。年齢が低いほどすべり症を併発するので注意が必要です。早期の診断はMRIで行います。早期のものはレントゲンでは分かりません。
 一過性大腿骨頭萎縮症

 股関節痛がでます。 妊娠後期または壮年~中年男性に多い。原因は不明です。初期はレントゲンでは所見に乏しい。MRIでT1強調で低信号、T2強調画像で高信号を認めます。

 治療は保存療法。痛む場合は松葉杖で免荷。およそ6ヶ月掛かります。
 

 
本日のコラム555 大人の環軸関節回旋位固定 atlantoaxial rotatory fixation 

 子供が朝起きたら首が痛くなって、痛む方と反対側に顔をひねるようにして訴える病気です。はっきりした誘因が無い場合もありますがマット運動などでの外傷が契機となることもあります。ほとんどが子供に起こりますが、まれに大人にも発症することがあります。今回、格闘技で頸椎を捻られてから首に引っかかり感があるとのことで来院されたまれな成人例をご紹介します。(本人の許諾を得ています)

 環軸関節は、第1頚椎であるリング状の環椎と第2頚椎である歯突起という突起を持った軸椎で形成されます。主に首を左右に向く動作を担っています。この環軸関節がずれてしまい、痛みで首が動かせなくなる状態を環軸関節回旋位固定と言います。

初診時(受傷後一ヶ月)

左:レントゲン開口位正面像
歯突起が右にずれています。また下顎が左に向いています。

右:MRI 横断像 歯突起が右方向にずれています。歯突起を止めている環椎横靱帯の左側が高信号(T2強調像) 

ソフトカラーを装着して安静をはかりながら、京大病院を受診して頂きました。

*成人例は極めてまれで、論文もわずかしか無い状況でした。一般的に改善しない場合は手術が必要なこともあり、念のため京大病院整形外科脊柱外来にコンサルトしています。
 一ヶ月後

 頸椎のソフトカラーを装着し、痛みは改善しました。画像上も歯突起はほぼ中央に収まっています。可動域も良好で引っかかり感は消失しています。

 MRIでは、初診時に腫れていた環椎横靱帯の左側は縮小しています。

 
 
 文献にあたってみましたが、いずれも小児例の報告が多かったです。画像としてはレントゲンやCT像はあっても、MIRI像は見当たりませんでした。子供はじっと出来ないので時間の掛かるMRIには不向きなためと思われます。

 今回、MRI像の経時的変化をみると、当初、外傷性に環椎横靱帯の片側性損傷が起こり、これにより同靭帯の腫れ(浮腫)が一側に生じた結果、歯突起が中央より偏位したのではないかと思われます。その後、局所安静により腫れが引いて歯突起が中央に戻り、病状が改善することが示唆されます。

 

 
本日のコラム556 半月板関節包分離 meniscocapsular separation

 半月板と関節包は連続してつながっていますが、外傷などにより関節包との接合部で裂けて分離する状態をいいます。



 
 
本日のコラム557 腰椎椎間板ヘルニア

 
 腰椎椎間板ヘルニア ヘルニアの大きさと症状は一致しませんが、腰痛や下肢痛、しびれの原因となります。椎間板の変性によって起こります。大切なことはヘルニアの位置と症状が一致するかどうかです。大きなヘルニアでも無症状のことがあります。画像だけで早合点してはいけません。

 早ければ中学生ぐらいで発症します。椎間板ヘルニアの90%は平均4ヶ月で吸収され縮小します。大きなものは一年ほど掛かります。残りの10%は吸収されずに残ります。このことが分かってからは手術することが随分と少なくなりました。

 手術適応は膀胱直腸障害を起こすもので溢尿や尿閉を来す場合は48時間以内の緊急手術が推奨されています。また保存治療に抵抗する強い痛み、しびれ、麻痺がある場合も手術を考慮しますが、絶対しなければならないものではなく、相対的手術適応とされご本人の希望により行います。

 足の裏などに生じるしびれ感は手術をしても改善しにくいことは知っておいてください。

 保存治療はお薬や理学療法、腰痛体操、運動療法などを組合せて行います。発症すると慌てて腹筋、背筋などの筋トレを始める方がありますが、病状により返って悪化することもありますのでご注意ください.
 

 
本日のコラム558 消えた!骨化性筋炎

 骨化性筋炎は、外傷や手術後などに局所で石灰化が起こり骨化する病気です。骨化が小さいものなら支障が無いこともありますが、大きくなると関節の可動域が障害され日常生活や運動で支障が出ることがあります。有名なのはコンタクトスポーツで相手の膝が太ももに入り、大腿四頭筋が損傷して血腫を形成し骨化するケースです。

 文献や専門書には、骨化は成長して半年ぐらい大きくなる、骨粗鬆症で使うビスフォスフォネートでの保険外使用、ウロキナーゼにより血腫を溶かす治療などが書かれています。

自然経過が実際どうなるのか、はっきりと書いたものはありませんでした。今回の事例のように局所に負荷を掛けなければ、縮小してレントゲンで見えなくなり、また超音波でも著しく縮小することもあることが分かりました。おそらく、完全な骨化までには至らず、日常生活を普通に送る程度の局所安静の結果、生じた石灰化が吸収されたものと考えます。→海外の文献によると30%~40%ぐらいは吸収されて消失するとあります。

従って、受傷後の骨化が完成しないうちは、局所安静により早期であるほど吸収され消失する可能性があり得ることをわかりました。

 早期リハビリの時代ですか、この病気だけは無理をしないことが重要となります。

初診時(受傷2週間目)
 蹴りを大腿に受けて受傷。正座をすると突っ張るとのことで来院。触診で大腿前面の腫れと皮下の硬結を認める。レントゲンでは骨傷なし。超音波では中間広筋内部に高エコーの石灰化を思わせる像を認めました。

*石灰化はレントゲンより超音波の方が遙かに感度が高いです。

直ちに運動を控えて貰っておとなしい生活を指導でしました。
受傷4週間目

 レントゲンで大腿骨前面に石灰化を認めます。超音波では石灰化が成長してくっきりと見えています。

 局所に負担を掛けない生活を継続してもらう。
受傷7週間半

 ご本人よりなんかすっきりしてきました。腫れも触れませんとのこと。レントゲンで石灰化は消失しています。また超音波でもかなり縮小してきています。触診で硬結は触れませんでした。

 

 
 本日のコラム559 早期発見 治せる腰椎分離症 子供の腰痛は直ちに整形外科を受診してください

 子供の腰痛は分離症(疲労骨折)のことがあります。様子を見ているとなんとなく痛みが改善して、運動するとまた痛くなるといったことを繰り返します。こうなると疲労骨折が偽関節となり元に戻らなくなります。初期の分離症なら治すことが可能です。治療器具として徳島大学方式の腰部硬性装具が有名です。当院でも同じ型のものを使用して治療しています。


  サッカー少年に装着しました。日本代表カラーです。およそ3ヶ月装着して頂きます。その間は、ストレッチや体幹の筋トレなどを無理せずに行って貰います。
 

 
本日のコラム560 ちょっと違う 分裂膝蓋骨と有痛性分裂膝蓋骨

  
 膝のお皿の骨が2つ以上に別れているものを分裂膝蓋骨と言います。原因は成長期の融合不全とも疲労骨折とも言われいますが、はっきりとは分かっていません。

 分裂膝蓋骨のうち痛みが出ているものを有痛性分裂膝蓋骨といいます。

 多くは小児期に発症します。男子に多いです。痛みが出る時期は運動量を落とし、痛みがでない範囲とします。同時に足だけでなく体幹を含めたストレッチを行います。保存療法で治らずに痛みが続く場合は手術を考慮します。

 分裂していても痛みもなく生活している人は沢山おられます。痛みがあれば、放置せずに適切な治療を受けましょう。
 

 
本日のコラム561 足部・足関節疾患と外傷に対する保存療法

 <アキレス腱障害に対する保存療法>
・アキレス腱障害には、以下の3つに分類されます。
 1.アキレス腱症(踵骨付着部の近位2cmより頭側)
 2.アキレス腱付着部症(踵骨付着部の2cm近位まで)→狭義のアキレス腱付着部症と踵骨後部滑液包炎の2つの病態がある
 3.踵骨後部滑液包炎

 *最近では変性が中心となっていることがわかり、この場合、~炎ではなく~症と呼ぶことが多くなっています。


 スポーツ障害として多くが発症、ランニングで起こることが多い。アキレス腱症が6-7割、付着部症が2-3割とされる。原因は、内的要因として加齢、肥満、遺伝、DM、関節リウマチ、ステロイド長期投与など。外的要因として、トレーニング内容、未熟な技術、ウォーミングアップやクールダウン不足、不適切シューズなど。

病態:略

治療:保存療法が主。

   

   
本日のコラム562 アキレス腱断裂に対する保存療法

 米国整形外科学会が推奨する保存療法のコンセンサス:糖尿病、神経障害、免疫不全、65歳以上、喫煙者、活動性が低い、肥満(BMI>30)、末梢血流不全、皮膚疾患など

 通常レベルの生活への復帰は、手術と保存療法で差が無いとされる。スポーツへの復帰は手術療法の方が優位。

 手術のリスクとしては、感染、創部トラブル、神経損傷がある。
 保存療法のリスクとして、再断裂と深部静脈血栓が手術療法より高いとされる。

 これらに加えてエコー所見が重要となっている。底屈位でギャップが5mm以下なら保存療法の適応あり。

<保存治療のコツ>

ギブスでの伸展位固定は徐々に廃れている。ヒールリフトの状態でアキレス腱用装具か専用ブーツを装着する。最大底屈位から徐々に中間位に変更。可動域訓練は受傷から10-3週間の開始することが多い。早すぎると裁断列や癒合部の延長につながるので注意が必要。加重は、従来の8週間綿花に対して、受傷がおすぐに荷重をかける早期加重療法が良好な成績。だたしいつから動かすのか、荷重をかけるのかは、一定のコンセンサスを得ていない。最近のプロトコールでは底屈位で全荷重をすぐに許可しているものもあります。


アキレス腱断裂 超音波画像 最大底屈して断裂部(GAP)が十分寄るかどうかチェックしています。
 

 
本日のコラム563 偽痛風

 ピロリン酸カルシウムの化合物が関節内に蓄積して炎症を起こすと痛み、腫れなどの通風に似た症状がでます。痛風は尿酸の結晶が蓄積します。これらを合わせて、結晶誘発性関節炎にカテゴライズされます。いずれも痛みは強く、下肢なら歩行困難となります。治療法は、発作時はNSAIDsなどの消炎鎮痛剤を使用します。

 超音波で関節軟骨に結晶が沈着しているのが見えることがあります。痛風は軟骨表面に、偽痛風は軟骨内にいずれも層状に蓄積します。

 右上の超音波画像で関節軟骨の上にもう一層結晶の沈着があり二重に見えています。
 

 
本日のコラム564 肩鎖関節脱臼

 肩甲骨と鎖骨をつないでいる関節です。鎖骨の一番外側にあります。この関節はコンタクトスポーツなどの外傷で脱臼することがあります。ポコンと上に膨らみ、押すと戻りますが手を離すとまた上にずれてきます。損傷程度により保存治療もしくは手術療法が選択されます。プロスポーツでは長期離脱を嫌って手術しないこともあります。


 


 
 本日のコラム565 外せるギプス

 最近、ちょっとしたこだわりで作っているのが「外せるギプス」です。もちろん固定が常時必要な場合は装着したままとなりますが、できれば外して入浴やシャワー浴を行いたいものです。そこで医学的に問題なければ、脱着可能なギプスを作成するように心がけています。マジックテープで簡単に外せます。

外せるのでとても助かると好評です
 

 
本日のコラム566 理学療法機器

 理学療法の待ち時間は、通常5分から10分です。たまたま同じ器械を使う人が重なった場合、30分程度掛かる場合があります。

 

 
本日のコラム567 後縦靭帯骨化症(OPLL) 頚椎

 X線単純撮影 側面  MRI T2強調像 矢状断  MRI T2強調像 横断像
 脊椎の構造体の一つとして椎体後面を補強するように靱帯が縦走しています。これを後縦靱帯といいます。この靱帯が骨化して肥厚する病態を後縦靭帯骨化症といいます。原因は不明です。骨化は少しずつ大きくなりまた上下にも伸展します。ただし骨化の成長自体はゆっくりなので急速に大きくなることはないとされています。

 骨化が大きくなると後方にある脊髄神経や腰椎レベルですと馬尾神経が障害されて症状が出てきます。主な症状は、脊髄症といって頚椎で起こるとボタンをはめたりする動作が上手くいかなくなります。(巧緻障害)。また歩行障害や膀胱直腸障害がでます。

 症状がある程度進行する場合は、手術を考慮します。手術は進行してしまうと現状を維持する目的となりますので、あまりひどくならないうちに行う方が良いと考えます。とはいえ、ほとんど症状がない場合は手術を急ぐ必要はありません。

 頚椎の場合、転倒などの衝撃により一気に麻痺が出ることがあります。日常生活では転倒をしたり、コンタクトスポーツは避けるようにします。  
 

 
本日のコラム568 痛風?それとも?

 痛風発作は、血中の尿酸値が高くなって関節、特に母趾根部にあるMTP関節に蓄積します。尿酸は水に溶けにくいので冷える部分で塩(結晶)として析出していきます。従って母趾根部だけでなく、アキレス腱、足底、膝、肘などの関節やその周辺に蓄積し通風発作を起こします。

 さて今回の症例は、ランニング好きの方が母趾根部にある母趾種子骨周辺に腫れと痛みを訴えて来院されました。足は赤く腫れて歩行困難でした。初見では、痛風の可能性が高いと思ったのですが、レントゲンや超音波検査で、母趾種子骨の周辺に石灰化像がみられ、石灰沈着性の急性炎症が生じたものと考えられます。ちょうど短母趾屈筋腱付着部の外側に接するように石灰が生じており、おそらく腱周辺の滑走性を保つためにある滑液包に石灰が沈着する急性炎症が生じたものと考えました。

 炎症が強いので、ご本人と相談の上、超音波ガイド下にステロイド、局麻剤、生理食塩水で薬液注入、吸引、ポンピングを行いましたが、石灰が硬く、上手く吸い出すことは出来ませんでした。残存した石灰は注射針で砕いておきました。数日して炎症はほぼ治まり、歩行時痛は改善、注射を打ったところが少し痛いとのことでした。超音波検査を再度行いましたところ、腫れや炎症初見は改善、石灰沈着も縮小していました。

 このような石灰化は、急性炎症に伴うことがあり、当初はミルク状で吸引可能なのですが、繰り返したり、時間が経つと硬い石のようになってしまいます。

 X線像 
二個の種子骨の左側に板状の石灰化
 超音波
右上に板状石灰化あり
 

 
本日のコラム569 膝の水は抜くと癖になる?

 そんなことはありません。これは毎回患者さんに説明していることですが、膝の水は感染や炎症でたまります。多くの場合、こすれた軟骨の破片が関節内に浮遊して、関節を覆っている滑膜が反応して軟骨を溶かすために炎症状態となります。関節液には、痛みや炎症を引き起こす物質に加えて軟骨を溶かす成分も含まれており、炎症を繰り返すことにより正常軟骨も溶けていくことになります。そして徐々に変形が進みます。こういった悪循環を断ち切るためには、膝の水を抜いて潤滑作用のあるヒアルロン酸を補うようにします。

 もちろん、これだけでは膝の状態は戻ってしまうので、筋トレが重要となります。当院では、関節穿刺・ヒアルロン酸注入に加えてストレッチと筋トレを指導し実践して頂いています。課題としては、こういった運動療法をいかに継続するかが大切となっています。なんとなく楽になるとやめてしまうことが多いのですが、一生を通じて日常生活に筋トレやストレッチを取り入れて行って頂くとよいですね。


(膝関節水症の超音波画像:中央部の黒い部分がたまった水です)

 
 
本日のコラム570 無料 WIFI APをご用意しました。

 ご利用の際に、無料WIFIアクセスポイントをお使いください。WIFIの設定で「ikeda clinic AP」を選択し、パスワードを入れて頂くと認証されます。動画やSNSなど快適に使うことが出来ると思います。パスワードは待合室に掲示してあります。お役に立てれば幸いです。



 

 
本日のコラム571 レントゲンで写らない骨折 診断力が求められます

 ケガをしてレントゲン撮影を受けて「骨は大丈夫です。」と説明を受けることは多いと思います。ところが痛みや圧痛が強いケースでMRIを撮影すると以下の通り骨折が見つかることがあります。このような骨折を不全骨折(不顕性骨折、不完全骨折ともいう)と呼びます。内部で骨折しているためにレントゲン撮影では分からず、数週間後に再検査すると仮骨が見つかって「ああ折れてましたね。」となることがあります。

 レントゲンで骨折が見つからなくても痛みなどの臨床症状により、MRIによる精査を行ったり、骨折に準じて治療をします。レントゲンやMIRIはあくまでも診療のための補助でしかありません。所見が無いから大丈夫と言うわけではないのです。そこに必要なのは「診断力」ですね。


 


 
本日のコラム572 腰椎分離症は成人でも起こる

 18歳以降の腰椎分離症は、ほとんどが偽関節なった終末期とされており対症療法が行われます。成人でもまれにハイレベルなアスリートで新たな分離症が起こったとの報告があります。今回、運動部で活動する成人の新鮮例を経験しましたので報告します。(本人の許可を得ています)

 運動すると腰痛が出るようになり、続いているとのことで来院、レントゲン、MIRIを行いました。レントゲンでは所見がありませんでしたが、引き続き行ったMRIでは初期の分離症を認めましたので、本人と相談の上、部活の休止、徳島大式硬性コルセットを装着し、経過を見ました。症状はすぐに改善してきましたが、分離した骨がつくのに約4ヶ月掛かりました。最終確認はCTで行いました。MRIだと骨折周辺の浮腫像はよく描出されるのですが、骨折線自体は分かりにくい。CTで骨癒合を確認、伸展制限付きのスポーツ用腰サポーターに変更して部活に復帰して頂きました。

 腰椎分離症は小学生~中学生ぐらいに発症したものは、早期に対応すれば治るチャンスがあります。ただ高校生ともなると時機を失して偽関節になってしまっているケースもよくあり、ましてや大学生ならほぼ偽関節となっています。

 文献では成人例はハイレベルアスリートで起こるとされていますが、今回、通常の部活レベルの大学生でも起こることが分かりました。分離症の治療は、早期発見早期治療が原則ですので、運動系の部活やサークル活動をしていて腰痛が一週間以上続く場合、または繰り返す場合は、早めに整形外科を受診し対応するのが大切と考えます。

 分離症の初期は、痛みが出ても運動を一週間程度休むと症状がなくなって、部活を再開し、また腰痛が出現を繰り返して、数ヶ月後には末期の分離症に移行してしまうことがよくあります。運動系部活での腰痛=分離症の発症の可能性。→最寄りの整形外科受診 まずは受診して鑑別診断をしっかり行ってください。

 初診時、レントゲン 矢印部に異常所見なし  初診時、MRI 矢印部に信号変化  数ヶ月後にCT 骨癒合を認める
 

 
本日のコラム573 肉離れ

 肉離れもきちんと調べると以下のような画像となります。左側MRI、右側:超音波
MRIは重症度が高い場合や他の疾患との鑑別に使います。超音波は動的に診ることができ、また経時的な変化も追えますので有り難いです。
圧痛がなくなり超音波で元通りの画像になれば、もとの運動も再開できます。

 

 
本日のコラム574 変形性膝関節症は早期発見、早期治療が大切

 変形性膝関節症は基本的には加齢による変化ですが、同じ年齢でも差はかなりあります。膝が痛くなったり、水がたまったりすると医療機関に受診することになります。しかしながら変形はかなり以前より始まっています。水がたまるのは病勢でいうと初期、中期、晩期に分けると中期に当たります。すなわち水がたまった時点でそこそこ進行していることになります。

 変形性膝関節症の初期症状は、立つときに少し痛くなる程度でそれ以外にはほとんどありません。もう少し悪くなると坂道や階段で痛みが出ます。さらに悪化すると平地でも痛くなります。平地で痛くなるのはかなり進行したと思ってください。

 残念ながら生じてしまった変形は元に戻りませんから、最近では変形の進んでいない時期に介入する方が良いとされます。膝に痛みが出ると神経性筋萎縮といって、膝周辺の筋肉がどんどん萎縮します。数ヶ月も放置すると歩くのが困難になることもあります。水がたまる頃には膝周りの筋肉はかなり萎縮しており、また水腫や筋萎縮により膝の曲げ伸ばしが制限され、関節が拘縮してきます。

 変形が進むと注射(ヒアルロン酸)も効果が出にくくなります。従って目に見える変形が出てくる前に十分な対応を行っておくのがよいとされています。まず予防的に膝の筋トレとストレッチを行います。立ち座りで痛みが出だしたら医療機関での対応が必要です。それまでは予防的に筋トレとストレッチを行っておきましょう。

 
 


 
 本日のコラム575 下垂足

 下垂足は腓骨神経麻痺で起こることは有名ですが、第5腰椎神経根症(L5神経根症)でも起こります。また脳疾患でもまれに単独末梢神経障害と同様の症状を起こすことがあり注意が必要です。(下垂手、下垂足)

 「L5神経根症」と「腓骨神経麻痺」との鑑別は、後頚骨筋の障害の有無をみます。
 
*いずれも足関節の背屈、母趾の背屈が低下します
 L5神経根症:後脛骨筋麻痺あり→足関節の底屈が出来ない、もしくは弱い
 腓骨新家麻痺:後脛骨筋麻痺なし→底屈可
 
*中枢性疾患による下垂足との鑑別
 限局された脳の血管障害(梗塞や出血)、腫瘍などの病変で起こることがあります。腓骨神経麻痺は膝外側後方の圧迫や外傷で起こることが多く、ギプス障害や手術時の圧迫でが有名です。脳の障害の場合は一般的には、単独神経障害の症状ではなく、複数の神経支配に渡って障害が出ることが多いのですが、まれに単独神経障害の症状だけしか診られないこともあり、この場合、鑑別が難しいとされます。丁寧な問診と神経症状の把握により分かる場合もあります。歩行中に急に麻痺になるといったことは、脳障害を示唆します。神経支配に何か矛盾がないかどうか丁寧に診ることも重要です。



本日のコラム576 脛骨跳躍型疲労骨折

 脛骨跳躍型疲労骨折

 脛骨の跳躍型疲労骨折は、難治性の吸収型疲労骨折であり、仮骨形成に乏しく、治療には長期間を要します。

 骨形成型の疾走型疲労骨折とは異なり、6週間程度の運動制限では治癒しません。短期間の局所安静で痛みは改善し、レントゲン所見にも大きな変化が出てこず、安易に運動を再開すると更に悪化します。

 慢性化した例や早期復帰をめざす場合は、髄内釘挿入を行います。一般の脛骨骨折と異なり骨折部の固定性、髄内血流よりも、伸張ストレスを回避するために髄内釘を骨皮質に密着させます。横止スクリューは不要です。

 症状はランニングのストップ時やジャンプの着地時の痛みが中心で運動強度が上がれば痛みも増強します。症状が悪化すると階段昇降や起床時、動き始めの痛みが強くなります。

 初期は2週間程度の安静で症状が改善するため、受診すること無くそのまま運動を自己判断で再開してしまうケースが多いとされています。

 慢性化してしまうと保存療法には抵抗性で4ヶ月の運動休止を行っても治癒率は50%以下とされています。また経過中に完全骨折となることがあります。

 慢性例では脛骨骨幹部前方の痛み、腫れ、圧痛があり、レントゲンで嘴状の仮骨形成とBlack-lineと呼ばれる骨吸収像もしくは明瞭な骨折線を認めるようになります。初期にはレントゲンの変化がみられないので注意が必要です。

 スポーツの種類としては、バレーボール、バスケットボール、クラッシック・バレエに多くみられ、その他、陸上、体操、ハンドボール、野球、テニス、チアリーディング、バトミントン、アメフト、卓球でみられた。(関東労災病院における報告)

<治療方針>

 保存的治療は完治が困難なことが多い。

 初期例:発症1ヶ月程度の初期であれば、保存療法が有効。ランニングなどの下肢に負荷のかかる運動は6週間休止します。ハムストリングや殿筋の筋力強化は行います。徐々にランニングを開始しますが、ジャンプ動作や急激な力がかかる動作は控えます。3ヶ月程度、運動強度の制限を行います。

 慢性化例:二か月程度の運動制限を行い、殿筋とハムストリングの強化で治癒例もあるとされています。骨折部が深部に進行することあり。

 手術:運動中止が困難で確実にスポーツ復帰を期待する場合や完全骨折の危険性が高いもの、長期罹患例は手術の対象となります。髄内釘はリーミング径より0.5mm細い髄内釘を挿入し、骨皮質との密着をはかります。横止スクリューは使用しない。

 後療法:手術翌日より荷重歩行可能。一週間程度で松葉杖は不要となります。術後一週間から自転車エルゴメーターを開始。3-6週間して挿入部の刺激が緩和すれば、レッグエクステンションやハーフスクワットなどの筋トレを行います。6週間以降、創通が軽度となれば、ランニングの許可。術後10週後に筋力測定実施し、健常比比80%以上の筋力であれば、徐々にスポーツ復帰を行います。3ヶ月より競技復帰に向けてトレーニングを高め、4-6ヶ月で復帰をめざします。

  


 本日のコラム578 軟骨下脆弱性骨折 subchondral insfficiency fracture

 骨粗しょう症だけでなく、若者でも過負荷で起こることがある。

 定義:関節の明らかな外傷の既往がなく、関節面への繰り返す荷重負担または軽微な外傷によって生じる骨折

 特徴:自然軽快することもあるが、関節面を圧壊し関節の破壊や壊死をきたすことがある。閉経後の骨粗しょう症によることが多いが、骨粗しょう症が無くとも過剰な負荷でも起こる。高齢者だけで無く若者に発症することもあるので注意が必要。

 画像
 早期ではレントゲンにほとんど異常を認めない。淡い骨硬化像→診断は困難。進行例:関節面圧潰、軟骨下骨での線状透亮像、嚢胞性変化、骨硬化像。(特発性骨壊死と極めて類似。基盤として軟骨下骨折がある。終末像)。診断はMRI。造営すると早期の虚血性壊死と鑑別できる。(DD:特発性大腿骨頭壊死)

 MIRI:軟骨下骨に線状~帯状の低信号域、骨髄浮腫(水分に加えて病理的には骨髄壊死や繊維化、骨梁変化が生じている)

 発生部位:大腿骨頭(骨頭上部前面に多く、1/3は臼蓋より外側で被覆が少ない例に多い)、膝関節(6割が大腿骨内側顆。他に脛骨内側顆、大腿骨外側顆、脛骨外側顆、顆間部)、距骨(距骨ドーム、舟状骨関節面)、中足骨頭(第2、第3中足骨骨頭、とくに骨頭背側)

 鑑別診断
 1)外傷性軟骨下骨折または疲労骨折・・・画像所見だけでは鑑別できない。外傷歴、生活歴、運動歴が有効
 2)一過性骨髄浮腫症候群(transient bone marrow edema syndrome):大腿骨頭(もともと一過性大腿骨頭萎縮症と呼ばれる)だけでなく、大腿骨内側顆、距骨にも起こるので総称として付けられた。通常は自然軽快。軟骨下骨に骨折線+のことあり(軟骨下骨骨折の合併→軟骨下脆弱性骨折の合併) 発生機序は不明
 3)虚血性骨壊死(avascular necrosis):本体は骨梗塞。周辺に骨新生。軟骨下骨等に骨吸収、骨折を起こす。)

<大腿骨頭軟骨下脆弱性骨折 subchondral insfficiency fracture of the femoral head:SIF>
・骨粗鬆症を有する高齢女性に多いが、若年男性にも発症することがある。(骨粗鬆症ではないYAM値80%以上の方にも多い)
・急激に発症する強い鼡径部痛、多くは一時的に歩行困難となる。
・X線では初期に異常所見を認めないことが多い。→MRI T1強調像骨頭内にびまん性に低信号、T2強調像で高信号。Bone marrow edema pattarn これに加えてT1強調像で低信号の不規則なバンド像
・DD:特発性大腿骨頭壊死 MRI。画像は似ている。造影MRIで近位骨片の血流がない(脆弱化骨折は近位骨血流がある)
・過負荷で骨頭圧潰
・治療:まずは免荷。骨粗鬆症が背景にある場合、テリパラチド製剤などで骨粗鬆症の治療を同時に行う。保存療法は約半数に奏功。残りは徐々に変形性股関節症が進行。なかには急速破壊型股関節症に移行することがある。この場合、手術。人工股関節置換術。発症初期の若者は骨頭温存手術も適応。
・予後:一定の見解は得られていない。高齢者の骨粗鬆例では免荷しても約半数がTHA施行となったという報告もある。


 新規連載 Dr.EMIの「骨粗鬆症~食べて増やそうカルシウムたっぷりレシピ」 第一弾



レシピ1 「ししゃもの唐揚げレモン風味」

 ししゃもは安価で手に入れやすく、冷凍保存もでき、解凍もしやすいです。手間暇を掛けずに骨ごと食べられます。カルシウムやマグネシウムなどの骨の材料がたっぷり入っています!魚卵があるので栄養豊富ですが、尿酸値などが気になる方は卵のないオスのししゃもを選ぶと良いでしょう。

 揚げ物は衣をつける手間や油の処理などで犬猿されがちです。今回はししゃもをマヨネーズであえ、そのあとパン粉をつけて揚げ油をフライパン1センチ程度にして揚げ焼きにしました。骨粗鬆症の防止のためにパン粉の半量は粉チーズを混ぜました。とても手軽にできます。子供も、ししゃもを焼いたものは食べないのですがフライにすると食べます。ご参考になれば嬉しいです。

日常診療でよくある間違い
間違いシリーズ1.骨折ってもっと痛くて腫れ て歩けないor動かせないのでは? →痛みを感じにくい骨折もあります
間違いシリーズ2.レントゲンで骨は大丈夫と言われましたが? →超音波検査で折れてました 
間違いシリーズ3.頚が痛いので枕を低くしましたが良くなりません →低い枕は上を向くのと同じ影響があります
間違いシリーズ4.火傷やケガにアロエの葉を貼ったら悪化しました →アロエの葉っぱは雑菌だらけ
間違いシリーズ5.肩こりだと思っていたら違う病気でした →頸椎症ならまだしもガンのことがあります 
間違いシリーズ6.腰が急に痛くなったので慌てて体操したら余計に痛くなりました →何事も順序よく
間違いシリーズ7.骨折に湿布を貼ったらかぶれて手術が延期になりました →かぶれは感染のもと
間違いシリーズ8.足が痛いので幅広の靴を買ったら更に悪化しました →余計に広がって痛くなることも
間違いシリーズ9.子供が夜中に足が痛いというので成長痛と思ってました →他の病気・ケガで痛いことがほとんどです
間違いシリーズ10.突き指して放っておいたら曲がったままになりました →関節は4週間でほぼ固まってしまいます
間違いシリーズ11.足の裏が痛いので湿布を貼りましたがあまり効きませんでした →水も油もはじく特殊な表皮です
間違いシリーズ12.子供の膝が痛むときは膝が悪い? →股関節の病気のこともよくあります 
間違いシリーズ13.キズは何でもバンドエイド? →傷の大きさ、汚染度、感染の度合いで処置が異なります
間違いシリーズ14.膝が痛くなったので頑張って歩いています? →膝を治すために歩くのはタイミングが命
間違いシリーズ15.太ももを強打してリハビリを頑張ったら膝が曲がらなくなりました →頑張ると骨化性筋炎になります
間違いシリーズ16.骨盤の歪みで痛みが出る? →診たことありません
間違いシリーズ17.膝の水は抜くと癖になる? →関節の変形が余計に進みます
間違いシリーズ18.ラップを貼ったら感染を起こしました →適材適所 ラップの使い方は意外と難しい
間違いシリーズ19.松葉杖の使い方は大抵間違っている? →手がしびれて動かなくなることも

具合の悪いところ
から分かる整形外科疾患一覧
一般向けに書きましたが、全般に整形外科向けの高度な内容を含んでいます。骨折、脱臼、外傷,小児は別欄参照。
自己判断は避けて医療機関の受診をお勧めします。
総論
痛みとは?
侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛
痛み止めの使い方 慢性疼痛の認知行動療法 骨粗鬆症・ステロイド性骨粗鬆症
神経学的所見をどう読むか 神経障害高位診断  オーバートレーニング症候群 骨粗鬆症性疼痛
(骨粗鬆症による腰背部痛)
 頚~胸部 肩   肘  前腕~手指
背部痛総論      
非特異的頚部痛、変形性頚椎症
頚椎骨軟骨症、頚椎症性神経根症
頚椎症性脊髄症
四十肩、五十肩、肩関節周囲炎
凍結肩(肩関節拘縮)
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
内側上顆炎(ゴルフ肘)
腱鞘炎、ばね指、手の腱交叉症候群(intersection症候群)
頚椎椎間板ヘルニア 肩腱板損傷、断裂(画像) 肘内障(幼児)  ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)
後縦靭帯骨化症(OPLL) 石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎) 肘関節靭帯損傷 ヘバーデン結節・ブシャール病 
前縦靱帯骨化症(OALL) 肩関節脱臼・反復性肩関節脱臼
習慣性肩関節脱臼
 
内反肘・外反肘 母指CM関節症 
  外傷後鎖骨遠位端骨融解症    
黄色靱帯骨化症
(OYLL、胸椎以下に多い)
動揺性肩関節
(動揺肩、Loose shoulder)
変形性肘関節症 手関節の小指側が痛む病気
1.手関節背側
尺骨突き上げ症候群
TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷 
尺側手根伸筋(ECU)腱炎
月状三角靱帯(LT靱帯)損傷
DRUJ(尺骨頭)脱臼・亜脱臼
DRUJ障害
尺骨茎状突起骨折、偽関節
骨内ガングリオン・骨のう胞

尺骨茎状突起衝突症候群
  
2.手関節掌側
尺側手根屈筋(FCU)腱炎
有鉤骨鉤骨折
小指屈筋腱損傷
豆状骨骨折
三角骨骨折
豆状三角骨関節症
豆状骨脱臼・亜脱臼
小指球筋挫傷
ガングリオン
外傷性頚部症候群(頚椎捻挫) 肩関節唇損傷(SLAP障害) 肘関節遊離体(関節マウス)
updストレートネック 外傷性肩関節不安定症 先天性橈骨頭脱臼
頚椎中心性脊髄損傷 野球肩(水泳肩)
リトルリーグ肩
野球肘(外側型、内側型)、
離断性骨軟骨症
脊髄硬膜外血腫・硬膜下血腫 インピンジメント症候群 肘関節拘縮
胸郭出口症候群  上腕二頭筋長頭腱断裂 肘関節遊離体
頚髄損傷 遠位上腕二頭筋腱断裂 肘関節不安定症
new脊髄振盪・一過性四肢麻痺 上腕二頭筋長頭腱炎 尺骨神経前方脱臼
頚椎症性筋萎縮症
平山病(若年性一側上肢筋萎縮症)
Keegan型頚椎症
翼状肩甲骨 Panner病
Hegemann病
石灰沈着性頸長筋腱炎 変形性肩関節症
crowned dens syndrome
(環軸椎の偽痛風)
先天性肩甲骨高位症
(Sprengel変形)
スポーツによる
肘関節内側側副靭帯損傷
頚椎椎間板石灰化症(小児)    
開胸後疼痛症候群 背部弾性線維腫
パンコースト腫瘍症候群 上腕骨骨頭無腐性骨壊死
胸肋症候群 棘上筋症候群
胸骨柄症候群 三角筋症候群 手関節周辺のインピンジメント
 尺骨インピンジメント症候群
 尺骨突き上げ症候群
 
有鈎骨月状骨インピンジメント症候群
 尺骨茎状突起突き上げ症候群
Tietze症候群 肩甲肋骨症候群
updPrecordial catch 症候群 広背筋症候群
環軸関節回旋位固定 手根不安定症
 舟状・月状骨離開
 月状三角骨解離
軸椎歯突起後方偽腫瘍    キーンベック病
バーナー症候群
(別名スティンガー症候群)
  月状骨周囲脱臼
コンタクト・コリジョンスポーツ
における一過性四肢麻痺とスポーツ復帰
Preiser病(舟状骨無腐性骨壊死)
頚椎症性神経根症からの
コンタクトスポーツ復帰
強剛母指 
Torgらによる頚椎外傷・損傷の
コンタクトスポーツへの復帰基準
 
ジャ-ジーフィンガー
サーファーズ・ミエロパチー Occult ganglion
(不顕性ガングリオン)
筋性斜頚
脊椎(圧迫)骨折
頚性めまい 突き指/マレットフィンガー
(骨性、腱性槌指,)
神経痛性筋萎縮症 手指の腱損傷
首下がり症候群     デュピュイトラン拘縮

腰・骨盤・臀部 鼠径部・股関節・大腿
腰痛の特徴・見分け方    
腰痛のエビデンス 股関節周辺のスポーツ外傷・障害
*大転子疼痛症候群
1.変形性膝関節症 2.高齢者の膝痛
3.膝関節水症 
非特異的腰痛症
筋筋膜性腰痛症   膝疾患保存か手術か
腰椎椎間板症・椎間板性腰痛症 変形性股関節症 半月板損傷
腰椎椎間板ヘルニア
運動選手の椎間板ヘルニア
発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼) 膝靱帯損傷(単独・複合)治療方針

前十字靱帯損傷、後十字靱帯損傷

内側側副靱帯損傷、外側側副靱帯損傷
腰部脊柱管狭窄症 臼蓋形成不全 腸脛靱帯炎(ランナー膝)
黄色靱帯骨化症  特発性大腿骨骨頭壊死症 タナ障害(膝滑膜ひだ障害)
腰椎椎間関節症    
腰椎変性すべり症 一過性大腿骨頭萎縮症 膝窩筋腱炎、腓腹筋腱障害
腰椎分離症→腰堆分離すべり症 化膿性股関節炎 大腿骨内顆骨壊死/膝関節骨壊死症
腰椎終板障害
小児期の後方型腰椎終板障害
(発育期終板障害)
FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)
下前腸骨棘インピンジメント
鵞足炎
筋・筋膜性腰痛症 大腿四頭筋損傷(挫傷、肉離れ)  オスグッド・シュラッター病 
非腰椎性腰殿部疾患
 梨状筋症候群
 上殿皮神経障害
 中殿皮神経障害
 中殿筋障害
 仙腸関節炎
ハムストリングス損傷 Sinding-Larsen-Johansson病
弾発股 膝蓋腱炎(靭帯炎、Jumper膝)、大腿四頭筋腱炎
大腿骨頭すべり症 有痛性分裂膝蓋骨
(根性)坐骨神経痛 膝離断性骨軟骨炎
骨盤輪不安定症 腸骨鼡径部痛症候群 線維性骨皮質欠損、非骨化性線維腫
中高年アスリートの腰痛 鼡径部痛症候群(スポーツ障害) 血友病性膝関節症
トップアスリートの腰痛 陰部大腿神経痛 膝蓋軟骨軟化症・膝蓋大腿疼痛症候群
脊髄癒着性くも膜炎 恥骨結合炎・恥骨骨炎・鼡径部痛症候群 膝蓋骨脱臼・反復性膝蓋骨脱臼
化膿性脊椎炎・椎間板炎 腸恥包炎 new膝蓋大腿関節障害
new膝蓋骨不安定症
膝蓋大腿関節症
大殿筋症候群 幻肢痛 化膿性膝関節炎
坐骨滑液包炎 大転子滑液包炎 弾発膝
肛門挙筋症候群 股関節唇損傷 ファベラ症候群
尾骨部痛 単純性股関節炎 特発性膝関節血症
 側弯症  ペルテス病 膝周辺の滑液包炎
 上膝蓋滑液包炎
 前膝蓋滑液包炎
 浅下膝蓋滑液包炎
 深下膝蓋滑液包炎
 ベーカー氏嚢胞
 鵞足滑液包炎
右心不全と腰部脊柱管狭窄症 骨化性筋炎 lateral meniscocapsular separation
scheuermann病   大腿骨離断性骨軟骨炎
脊椎(圧迫)骨折   膝蓋下脂肪体炎Hoffa病
腰椎仙骨化による腰痛   Anterior knee pain syndorome
偶角解離   円板状半月板
    小児内反膝(O脚 )Blount病、くる病
    TKA(人工膝関節置換術)術後スポーツ復帰
 Hip-spine syndrome、股関節疾患に伴う変形性膝関節症(coxitis knee)
  幼小児期の膝痛 

 下腿 足関節  足背・足底  足趾
  難治性足関節痛    
シンスプリント 足関節捻挫
外側靱帯(前距腓靱帯、踵腓靱帯)損傷
内側靱帯(三角靱帯)損傷、軟骨損傷
足背捻挫 外反母趾、趾節関節外反
下腿疲労骨折 遠位脛腓骨靱帯損傷 扁平足 腓骨筋痙直型扁平足 内反小趾
こむら返り(有痛性筋痙攣) sever病 開張足 Turf toe 
深部静脈血栓症・肺塞栓症 フットボーラーズアンクル
足関節前方インピンジメント
足関節後方インピンジメント
足底腱膜炎 強剛母趾
  有痛性外脛骨    
アキレス腱症・アキレス腱周囲炎 有痛性三角骨 有痛性外脛骨 ハンマートゥ(槌趾)
  os peroneum 障害 中足骨疲労骨折  
アキレス腱滑液包炎
踵骨後部滑液包
アキレス腱皮下滑液包炎
足根骨癒合症 母趾種子骨障害 浮き趾
アキレス腱断裂 距骨骨壊死 母趾IP種子骨障害
下腿骨疲労骨折(疾走型、跳躍型) 後脛骨筋腱機能不全症(PTTD)
オーバープロネーション
モートン病  
下腿三頭筋肉離れ・部分断裂 腓骨筋腱脱臼 フライバーグ病
テニス脚 横足根関節炎(ショパール関節炎) ケーラー病  
下腿慢性コンパートメント症候群 距骨滑車骨軟骨損傷 中足骨頭痛症(中足骨骨頭痛  
  変形性足関節症 リスフラン靭帯損傷(画像)  
  距骨下関節不安定症 足底線維腫  
  足根洞症候群 長母趾屈筋腱障害(腱炎、断裂)  
  足根管症候群
 jogger's foot
   

全身 骨・関節 代謝性骨疾患 外傷
関節リウマチ 
リウマチ性多発筋痛症
 
RS 3PE症候群
側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)
骨・軟部腫瘍 くる病、骨軟化症 肉離れ
CRPS(複合局所疼痛症候群) 離断性骨軟骨炎 副甲状腺(上皮小体)機能亢進症 筋挫傷
骨粗鬆症・ステロイド性骨粗鬆症 関節遊離体(関節マウス) 骨パジェット病 骨化性筋炎
帯状疱疹 急性化膿性骨髄炎 腎性骨ジストロフィー 骨挫傷
多発性骨髄腫 化膿性関節炎 痛風・偽痛風 コンパートメント症候群
(急性、慢性)
痛風・偽痛風 色素性絨毛結節性滑膜炎   Volkmann拘縮
オーバーユース症候群 神経病性関節症(Charcot関節)   外傷性関節炎
オーバートレーニング症候群      
サルコペニア、サルコペニア肥満 BCG骨髄炎   スポーツ特有の疾患
若年性特発節炎 成長痛   蜂窩織炎・丹毒
リウマチ類縁疾患
 強直性脊椎炎炎
 脊椎関節炎
 乾癬性関節炎
関節過可動域症候群   外傷に対する破傷風予防
変形性関節症 脊椎カリエスと結核性関節炎    
多発性筋炎(PM)/皮膚筋炎(DM)
抗ARS抗体症候群
関節弛緩症    

骨折 脱臼 神経障害
      しびれ総論
骨折の固定(総論) 骨端軟骨損傷 Salter-Harris分類   ニューロパチー
ギプス治療の注意     腋窩神経麻痺
遷延治癒・偽関節/低出力超音波パルス療法(LIPUS)     腕神経叢障害
開放骨折     神経痛性筋萎縮症
疲労骨折 肋骨骨折 肩関節脱臼(習慣性、反復性) 手のしびれ
  
小指・環指のしびれ
頚椎歯突起骨折 胸骨骨折 肩鎖関節脱臼 正中神経麻痺
 前骨間神経麻痺
 手根管症候群 
脊椎(圧迫)骨折 胸鎖関節脱臼 尺骨神経麻痺
 肘部管症候群

 ギヨン管症候群
遅発性尺骨神経麻痺
鎖骨骨折 肘関節脱臼 橈骨神経麻痺
 後骨間神経障害
肩甲骨骨折 腰椎横突起骨折 橈骨頭脱臼(2次性) 外側前腕皮神経障害
上腕骨近位端骨折     レジ袋麻痺
上腕骨骨幹部骨折 骨盤骨折(裂離骨折、脆弱性骨折) ダブルクラッシュ症候群
      下肢のしびれ総論
上腕骨遠位部骨折
上腕骨顆上骨折
上腕骨外顆骨折
上腕骨内側上顆骨折
上腕骨通顆骨折
大腿骨頚部内側骨折・外側骨折(転子部骨折、転子下骨折を含む) 手根不安定症(舟状月状骨解離、月状三角骨解離、SLAC wristとSNAC wrist) 根性坐骨神経
梨状筋症候群

大腿神経痛 
閉鎖神経障害
外側大腿皮神経痛
上殿皮神経痛
橈骨頭骨折 大腿骨骨幹部骨折 遠位橈尺関節脱臼(DRUJ) 腓骨神経麻痺(下垂足)
肘頭骨折 膝蓋骨骨折 母指MP関節靭帯損傷(画像) 伏在神経麻痺(ハンター管症候群)
橈・尺骨骨幹部骨折
Monteggia骨折
Galeazzi骨折
脛骨近位端骨折
脛骨高原骨折
顆間隆起骨折(ACL付着部裂離骨折)
PCL付着部裂離骨折
Hoffa骨折(大腿骨顆部冠状骨折)
手指関節脱臼(画像) 足根管症候群
 jogger's foot
橈骨遠位端骨折(コレス骨折、スミス骨折)
尺骨茎状突起骨折
脛骨骨幹部骨折 前足根菅症候群
手根骨骨折
舟状骨骨折 有鉤骨鉤骨折 三角骨骨折豆状骨骨折 大菱形骨骨折 有頭骨骨折 月状骨骨折 小菱形骨骨折
腓骨骨幹部骨折(メゾヌーブ骨折を含む) 発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)

大人の股関節脱臼
神経障害高位の診断
(脳神経、脊椎神経、末梢神経)


手指(末節骨・中節骨・基節骨・中手骨)の骨折
Seymour骨折(槌指に伴う)
中手骨骨折(画像)
指骨骨折(画像)
突き指、マレットフィンガー(骨性、腱性槌指)
juvenile Tillaux骨折   後根神経節炎
第1CM関節脱臼骨折(Bennett骨折)

Roland骨折
足関節脱臼骨折
足関節果部骨折
腓骨外果前距腓靱帯(ATFL)付着部裂離骨折
骨端軟骨損傷
陳旧性足関節外側靱帯損傷
膝関節脱臼 境界領域疾患
第5CM関節脱臼骨折 距骨骨折 膝蓋骨脱臼 顎関節症
踵骨骨折 足関節脱臼(+骨折) ギラン・バレー症候群
中足骨骨折 ショパール関節、リスフラン関節脱臼 頬骨弓骨折(画像)
中足骨疲労骨折 趾骨脱臼 糖尿病性神経障害
足趾骨折   慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー
  Toddler 骨折   ニューロパチー
      遺伝性圧脆弱性ニューロパチー

  子供にみられる整形外科疾患
歩行障害(うちわ歩行・そとわ歩行)  環軸関節回旋位固定  発育性股関節形成不全
(先天性股関節脱臼)
 若年性特発性関節炎
成長痛  野球肩(水泳肩)
リトルリーグ肩
 大腿骨頭すべり症  juvenile Tillaux骨折
骨端症
 オスグッド・シュラッター病 (膝下前面)
 Sinding-Larsen-Johansson病
(膝蓋骨下部)

 ケーラー病(足舟状骨)
 フライバーグ病(中足骨骨頭)
 sever病(かかと)
 ペルテス病(股関節)
 Blount病(脛骨)
 Panner病、Hegemann病(肘関節)

 van Neck病
  先天性肩甲骨高位症
(Sprengel変形)
 化膿性股関節炎  腰椎分離症→腰堆分離すべり症
 小児内反膝(O脚 )Blount病、くる病  肘内障(幼児) 単純性股関節炎  側弯症
 くる病、骨軟化症  野球肘(外側型、内側型)
離断性骨軟骨症
ペルテス病  腰椎終板障害(画像) 
小児期の後方型腰椎終板障害(発育期終板障害)
 Toddler 骨折 腰椎分離症
→腰堆分離すべり症
大腿骨頭すべり症   幼小児期の膝痛

整形外科外来における他科疾患
腰痛をきたす他科疾患 骨腫瘍に似る他科疾患 軟部腫瘍に似る他科疾患 救急外来を訪れる他科疾患
スポーツ外傷における他科疾患 小児整形外科の他科疾患 膝痛をきたす他科疾患 頸部痛をきたす他科疾患
皮膚疾患と整形外科的症状 手にみる他科疾患

2015.4.12 第29回日本医学会総会2015関西ソシアルイベント フットサル大会の世話人をしました。 
元日本代表の福西崇史さんをゲストにお招きし、大いに盛り上がりました。また当日、日経メディカルの取材を受けました。
医学会総会フットサル大会 医学会総会フットサル大会
医学会総会フットサル大会 医学会総会フットサル大会

■明細書について
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。

■一般名での処方について
後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

■医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認等から取得する情報を活用して診療をおこなっています。